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掲載日:2023年12月20日
Q 藤井健志 議員(自民)
基礎自治体との連携は不可欠です。大宮は新幹線6路線を有する国内有数のターミナル駅として、約3年前に国の都市再生緊急整備地域に指定され、現在、さいたま市はグランドセントラルステーション化構想のほか、周辺のまちづくりを加速させております。
こうした動きの中で、公園だけが生まれ変わるのではなく、市町村のまちづくりとの連携も欠かせません。公園内にはさいたま市が管理するサッカー場のNACK5スタジアムもあります。また、公園と公園西側にある護国神社は、かつてはつながっておりましたが、護国神社参道を潰してできた道路により分断されており、これを嘆く方々も少なくありません。ほかにも例示すれば切りがありませんが、まちづくりの視点、公園内施設や公園周辺の道路の在り方など基礎自治体との連携を更に密にしなくては、より良い事業として進めることはできません。
しかし、様々な課題について具体的な議論ができておらず、現状の取組では十分ではないと考えます。市町村との連携の重要性については、どの県営公園にも共通していることだとは思いますが、まずは大宮公園の生まれ変わりに当たって、さいたま市との連携についてどのように進めるおつもりなのか、都市整備部長の御見解を伺います。
A 濱川敦 都市整備部長
県では、大宮スーパー・ボールパーク構想の推進により、公園の魅力アップを呼び水に大宮のまち、更には埼玉県を目的地にしていただきたいと考えています。
公園が核となり、人々が集まり、大宮のまちにも足を運んでもらうためには、周辺のまちづくりとの連携が重要であります。
大宮駅周辺地域の将来像を描いた、さいたま市の地域戦略ビジョンでは、大宮公園を氷川神社などとともに、まちの魅力づくりやにぎわい形成のため、活用するとしています。
大宮駅周辺の再整備や交通アクセスの改善のみならず、鉄道博物館、盆栽村といった観光資源や商業施設などと公園を連携させることで、大宮のまちの良さを知ってもらうことができると考えております。
このため、現在、さいたま市とは、都市局を中心に、建設局、スポーツ文化局などとまちづくりの取組や進捗状況、サッカー場の利活用状況など意見交換や調整を行っています。
さいたま市とは、構想検討段階からそれぞれの情報や考え方を共有し、協議を重ねることで、構想の検討を深めていきます。
今後も地域のまちづくりと一体となった大宮公園の整備を進めていくため、さいたま市との協力関係を築いてまいります。
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