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掲載日:2019年7月12日
Q 松澤 正 議員(自民)
松伏町は町制施行50周年を迎え、東埼玉道路の延伸や道の駅構想など、魅力あるまちづくりへと更なる発展が続いております。中でも、松伏・田島地区産業団地は、その核の一つとして大いに期待されております。
そこで、私は昨年9月の一般質問において、松伏・田島地区産業団地のエントリー企業の応募状況とその後のスケジュール、また、産業団地の整備に当たって地元住民への配慮などについて質問させていただきました。公営企業管理者からは、11社の企業から応募があり、また造成工事中だけでなく、企業の操業開始後についても大型車両の進入制限など、住民の方々へしっかり配慮していくとのお話がありました。
その後、松伏・田島地区から比較的近い松伏町大川戸地区に、昨年度新たに進出した企業の建物が約30メートルの高さで建築されるということがありました。周囲の住民からは、道路境界に沿って、とても近い位置に建設されていることもあり、圧迫感があるという声が上がっております。松伏・田島地区は、そのようなことにならないのかというお話も伺っています。それでは、期待の産業団地が台無しになってしまうでしょう。松伏・田島地区では、地元の声を聞いて、そうした周辺環境についてもしっかりと配慮していただける企業が進出してくれることを望みます。
そこでまず、松伏・田島地区の進出企業について、どのような考えで選定したのか。今後、地元住民の安心と理解を得るため、企業にどのように働き掛けていくのかについて伺います。
また、周辺環境に配慮した産業団地の整備として、ゆめみ野地区に隣接する公園など、住民の方々の声を反映した整備ができるのか。加えて、造成工事も含めて進出企業の操業開始後までの大型車両の運行計画など、今後造成工事の現地着手に向けて、住民の方々の安心と理解をどのように得ていくのか、公営企業管理者に伺います。
A 立川吉朗 公営企業管理者
松伏・田島地区産業団地では、造成工事の着手前に立地企業を募集し、意見交換を行いながら区画の形状などを整備計画に反映させる「エントリー&オーダーメード」方式により事業を進めております。
現在、選定した「エントリー企業」との意見交換を活発に行っております。
企業の選定に当たりましては、経営の安定性や投資規模、雇用の確保などについてまず審査を行います。
加えて、そうした企業の中から、地元に根付き産業団地を一緒に創っていこうとする企業を選定しております。
合わせて、緊密な意見交換の中で、地元の声を企業にしっかりと伝えてまいります。
建物の高さなど、必要があれば、建築計画へ盛り込んでいくことも要望してまいります。
「エントリー&オーダーメード」方式では、企業との意見交換により、地元への配慮など柔軟な対応が可能となります。
これによりまして、住民の方々の声を、可能な限り産業団地の整備に反映させ、住民の方々の安心と理解を得てまいります。
次に、周辺環境に配慮した産業団地の整備についてお答えいたします。
ゆめみの団地側に整備する公園につきましては、松伏町から地元の方々の声を届けていただき、町とともにどのような公園にするのか検討をしております。
既に、松伏町では地元自治会への説明会を開催するなど、地元の方々の意見を聴き、理解を得るための取組を行っております。
さらに、企業局が造成工事を実施する際は、事前に住民の方々を対象とした工事説明会を開催いたします。
そうした機会を通じまして、公園や大型車両の具体的な運行ルートなど、周辺環境に配慮した整備について住民の方々に丁寧に説明させていただきます。
地元の皆様の期待の大きい松伏・田島地区産業団地が、その期待どおりに整備が進むよう、地元松伏町、エントリー企業とともにしっかりと取り組んでまいります。
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