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掲載日:2022年6月21日
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【加工品を手掛けるという仕事】
越谷市で代々続く渋谷家4人姉妹の長女として生まれた渋谷歩美さん。最初はアパレル・デザイン関係の仕事に就くも、祖母が始めた農産物の加工場を手伝い始めたのが農業に関わるきっかけでした。
現在、歩美さんの父が経営する「(株)渋谷農園・渋庄」は、周年栽培のほうれんそうの他、ねぎ、さんとうさいなど多くの野菜を生産しています。また、同社の加工場では、それらの野菜や越谷市内で生産された農産物を利用し、保存料を使用せずに50種類以上の加工品を製造しています。歩美さんは、「小学5年生の娘がおり、自分が娘に食べさせてあげたい、と思えるような加工品つくりを心掛けています。」と話してくれました。地元で採れた野菜を使って美味しくて安心な加工品を作りたいという思いがあり、さらに、自社で生産される野菜のロスをなくすため、活用する方法を日々考えているそうです。
【自身の成長】
加工品の生産において、考えていることが上手くカタチにならないことはよくあります。そんな中で、前回作ってみて上手くいかなかった物に工夫を加えて再挑戦し、良い加工品ができたときは自身のスキルアップを感じるそうです。
また、ある時父に言われた言葉が印象的であったと言います。
「自分を信じろ」
父にこう言ってもらった時、「ジャムとはこういうものでなければならない」という考えが払しょくされ、視野が広がったそうです。それ以来、自由な発想を商品に生かせるようになりました。
【渋谷農園・渋庄の新商品!】
渋谷農園・渋庄は、今年新商品として、紫芋の芋ようかんの販売を始めました。購入してくれるお客さんが飽きてしまわないように新しい商品を作り出す努力は怠りません。また、旬のものを使用したトウモロコシプリンも販売するそうなので、是非ご賞味してみてください!歩美さんは今後について、麺類やパンを手掛けていきたいと語り、笑顔を見せてくれました。進化する歩美さんからますます目が離せません!
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