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掲載日:2022年6月21日
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高橋さんは深谷市でポインセチアやマーガレットなどの鉢花を中心に生産しています。2017年10月に御主人の協力を得て、エディブルフラワー部門を友人と新たに設立しました。
きっかけは、食べられる花やそれを生産している人を知り、自らも「見る・育てる・食べる」をテーマに、「花のまちふかや」からお花のある暮らしを提案したいと思ったことです。エディブルフラワーは1年中収穫していますので、花を通して季節を感じてほしいと考えています。
生産の特徴は、ハウス内で地面から隔離して鉢植え栽培を行い、栄養環境を制御している点や農薬を使用せずに防虫ネットや粘着シートなどの物理的防除を行っている点です。また、自信を持ってお客様に販売できるように、農業の安全・安心の向上を目指し2019年7月に「S-GAP実践農場」になりました。
始めた頃は販売先が特に決まっていたわけではなく、サンプルを持って飛び込みで飲食店に営業を行いました。その後、使ってもらった販売先からの紹介で徐々にお客さんが増えていきました。
また、「エディブルフラワー」を知ってもらうため、1年目から商談会やイベント等に積極的に参加し、エディブルフラワーを使った商品などを販売しました。参加回数を重ねるたびにファンが増えるのを実感でき、とても嬉しく感じているそうです。
令和元年には、市の支援を受けて西倉西間堂と連携してクッキーなどの商品開発を行いました。また、道の駅はなぞのに併設された野菜を楽しめる「ベジタブルテーマパーク フカヤ」でキューピー株式会社が毎週開催しているワークショップ「ファームラボ」においてエディブルフラワーを利用してもらい、参加者にふかやの野菜や花(食用)の魅力を発信しています。
今後は、スーパーなど身近なところで野菜と同じように販売される商品を目指し、もっと手軽に花を食べてもらえるように頑張りたいと笑顔で話してくれました。
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