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掲載日:2025年7月4日
Q 小川寿士 議員(民主フォーラム)
保護者にとって、子供の成長段階に応じた不安や悩みは本当に当然のことでありまして、それぞれの段階に応じた支援体制の充実は不可欠です。特に、特別支援学校の卒業後の進路につきましては、進路先が見つからず、大変大きな不安を抱える保護者が多くいらっしゃいます。
例えば、市町村のホームページに掲載された障害者支援施設の一覧から進路先を探すものの、利用可能な施設が全く見つからないということで、大変な不安、心配を抱えている保護者がいらっしゃいます。
卒業後の進路先について、一人一人の生徒の状況に応じて、その支援内容が異なることとは思いますが、その中でも極めて進路先の確保が困難な生活介護事業所などへの進路の確保に向けて、更なる支援の充実が必要であると認識します。教育長の見解を伺います。
A 日吉亨 教育長
議員ご指摘のとおり、特別支援学校の高等部の生徒につきましては、一人一人の生徒の状況に応じた多様な進路指導が必要となります。特に、生活介護事業所等を希望する生徒の進路指導では、進路先の決定過程における保護者の不安が大きいことから、支援の充実が大変重要であると認識しております。
令和6年度の県立特別支援学校高等部卒業生で生活介護事業所等への入所を希望していた生徒約270名のうち、卒業時に入所がかなわなかった生徒が2名おりましたが、現在、当該生徒は事業所に入所できております。
一方、指導過程において、学校からは、本人の希望と施設の受入条件が一致しない場合や、施設側に空きがない場合など、生活介護事業所等を見つけることが困難なケースがあるとの声を伺っております。
今後、県では、本人の希望に寄り添った生活介護事業所等への円滑な進路確保に向けた課題を整理するとともに、「特別支援学校進路指導主事連携協議会」において、その対応策について協議することで、生徒の進路先確保に向けた支援をさらに充実させてまいります。
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