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掲載日:2023年10月20日

令和5年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(水村篤弘議員)

所沢航空発祥記念館のリニューアルについて

Q 水村篤弘 議員(民主フォーラム)

所沢市は、1911年に日本初の飛行場が造られた日本の航空発祥の地です。さて、所沢航空発祥記念館は、今年開館30周年を迎え、私も先日、開館30周年記念特別展などを見学させていただきました。
そして、所沢航空発祥記念館ではリニューアル計画が進行中です。近年の来館者数の減少傾向の改善や、施設等の老朽化対策が目的とのことです。
今年3月には、「日の丸ステルス機『X-2』”終の棲家”決まるか?所沢航空発祥記念館で展示検討へ」というインターネット上の記事がありました。X-2は、2016年に初飛行した国産のステルス性を持つ先進技術実証機です。航空ファンとして非常に興奮した記事でした。誘致に当たっては、元防衛大臣政務官である大野知事の防衛省とのパイプなどを発揮していただくよう期待をしています。
リニューアルを成功させ、大勢の方に訪れていただき、我が国の航空の歴史と技術力の高さを多くの方に感じていただくことを願っています。
以上を踏まえて質問は、一点目、リニューアルの方向性や今後の見通しはどのようになっているのか、お示しください。
二点目、ステルス実証機「X-2」の展示も是非実現してほしいと思いますが、新たな機体の展示についてどのように取り組んでいくのか、御見解をお伺いいたします。

A 山科昭宏 都市整備部長

所沢航空発祥記念館は、日本の航空発祥の地である所沢の特性を生かし、航空の歴史、文化、技術などを総合的に展示する施設として、所沢航空記念公園内に平成5年4月に開館いたしました。
令和5年4月で開館から30年が経過し、電気設備やエレベーターなどの建築設備が更新時期を迎えるとともに、展示物も老朽化が進行し、一部の部品は生産が終了となり、修繕が難しい状況となっております。
このため、県では、工事による休館期間も考慮し、建築設備の長寿命化工事と展示内容のリニューアルを同時期に行うことといたしました。
建築設備と展示物は一体として検討する必要があることから、令和5年3月から、建築設備の長寿命化と展示のリニューアルについて基本設計を進めております。
展示のリニューアルでは、新たな機体の展示のほか、ARによる動画提供、プロジェクションマッピングなど、若い世代へのアピールや情報の更新のしやすさを踏まえ、DXを積極的に活用する方向で検討しております。
基本設計完了後は、速やかに建築設備及び展示のリニューアルに関する詳細設計に着手してまいります。
次に、新たな機体の展示について、どのように取り組んでいくのかについてでございます。
昨年度から、リニューアルに関して、自衛隊や民間航空会社との意見交換の場をつくっており、引き続き、新たに展示する具体的な機体や航空部品、機内設備の決定に向けて協議を進めてまいります。
今後も、多様な世代に末永く親しまれる施設となるよう、DXの活用や民間企業等との連携による所沢航空発祥記念館のリニューアルに取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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