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掲載日:2024年7月4日
Q 山根史子 議員(民主フォーラム)
現役で教員をしている友人から、平日は担当している授業でほぼ埋まってしまっており、ノートのチェックや授業準備が間に合わない。そのため、土日のどちらか学校に行かないと仕事が終わらないと聞きました。また、新学習指導要領による小学校英語の教科化やプログラミング教育の導入、GIGAスクール構想での新たな試みの導入などによって、教職員の多忙化は一層進行していると聞いております。
教職員の多忙解消に向けて基本方針では、新たな施策、調査等を実施する場合にはスクラップ・アンド・ビルドを原則とするとしております。しかしながら、ビルドのオンパレードになっているのではないでしょうか。これまでにどのようなスクラップが行われてきたのか、また今後どのように行うつもりなのか、教育長にお伺いいたします。
A 高田直芳 教育長
県では、教育局幹部職員で構成する働き方改革に係るフォローアップ委員会において、業務削減や業務見直しを積極的に進めてまいりました。例えば、学校に対して行う調査等については、令和3年度は新型コロナウイルスの影響を受けていない令和元年度と比較して、調査数を319件から237件に約25%削減することとしたところです。
また、初任者研修では、研修体系を見直し、研修内容の質が低下しないよう配慮した上での日数削減やオンラインを活用しての研修に切り替えるなど、負担軽減を進めてまいりました。
今後は、現行の「学校における働き方改革基本方針」に係る取組状況を点検・評価した上で、新たな方針を策定してまいります。
引き続き、最重要課題の一つである教職員の働き方改革を強力に推進してまいります。
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