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掲載日:2023年12月18日
Q 辻浩司 議員(民主フォーラム)
2015年9月の関東・東北豪雨では、越谷市で観測史上最大となる48時間で301.5ミリの降雨を記録するなど、県の南東部を中心に甚大な被害が発生しました。新方川流域の越谷市付近では、市街地の水の排水が間に合わずあふれてしまう内水氾濫が起きるなどの被害がありました。昨年の台風第19号襲来の際にも再び内水氾濫を起こしてしまい、東武鉄道せんげん台駅前が水没し、線路も冠水しました。せんげん台駅前は、テレビ報道では水害の状況を伝える定番の中継スポットとなっていますし、SNS上ではせんげん台は越谷のベニスとやゆされております。
今必要なのは内水氾濫に対処するために千間台の排水量の増加をすることです。そのために、県としては新方川の洪水時の水位を下げる効果のある治水対策として、河道の拡幅などを早急に進めるべきと考えますが、新方川の河川改修の現状と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。
A 中村一之 県土整備部長
新方川は事業区間10.9キロメートルのうち、下流から国道4号戸井橋までの8.1キロメートルは改修済みであり、現在、戸井橋から一級河川起点までの2.8キロメートル区間の河川改修を実施しています。
せんげん台駅周辺の浸水被害軽減には、戸井橋から東武鉄道に工事を委託している鉄道橋までの河川改修が極めて重要であります。
現在の進ちょく状況ですが、鉄道橋については令和2年3月に上部工の架設が完了し、現在、鉄道橋の護岸工事を進めております。
併せて、河道の流下能力を確保するため、下流の改修済み区間において河道内の樹木伐採及び土砂撤去を実施しております。
今後の見通しですが、引き続き、残る鉄道橋の護岸工事を実施し、その後、鉄道橋に近接する大枝人道橋の架換えや樋管工の整備を行うこととしています。
今後とも、地元市と連携を緊密に図り、沿川住民の方々の御理解と御協力をいただきながら、せんげん台駅周辺の浸水被害軽減に向け、新方川の整備を推進してまいります。
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