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掲載日:2023年12月18日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害に強いまちづくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「熊本地震を踏まえ、平成8年より古い基準で建設された122橋の耐震補強が必要とのことであるが、どのように優先順位を付けて対策を実施していくのか」との質問に対し、「大規模地震などが発生した場合に、救命活動・物資輸送など重要な役割を担う緊急輸送道路上にある橋りょうや倒壊すると社会的影響が大きい鉄道・道路をまたいでいる橋りょうが62橋あり、これらを優先して補強していく計画としている」との答弁がありました。
次に、「防災基地などの重要施設が洪水ハザードマップ上の危険箇所にある場合、それらの施設に対して危険であることを指摘すべきと考えるがどうか」との質問に対し、「新型コロナウイルス感染症対策で重要な役割を担う12の感染症指定医療機関や軽症者療養宿泊施設に対しては市町村を通じて、重要な防災拠点や生活関連のインフラ施設に対しては所管する各部局を通じて、想定される浸水深や浸水継続時間などを情報提供している。また、国土交通省が提供している『浸水ナビ』には、県が管理する全ての河川の浸水想定を登録しており、県内の任意の地点における浸水深などを誰でも検索できるようになっている。こうしたツールも活用して周知していきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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