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掲載日:2023年12月18日
自然再生・循環社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」でありますが、今回は、「資源循環型社会づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「食品ロス削減推進計画の策定に当たっては、2030年度までに食品ロスを20万2,000トンとする目標だけでなく、成果指標を盛り込む必要があると考えるがいかがか。また、目標の前倒しはできないのか」との質問に対し、「食品ロス削減推進計画は、『第9次埼玉県廃棄物処理基本計画』の中に位置付けて策定することとしているが、この基本計画の中に家庭系ごみの排出量などに係る指標を設定している。今後、可能な限り前倒しできるような取組を進めていきたい」との答弁がありました。
次に、「太陽光パネルの回収スキームについては、家電リサイクル法のように製造者に回収を義務付けるような仕組みが必要だと考えるが、いかがか」との質問に対し、「使用済太陽電池の適正処理等を図ることを目的に設置した埼玉県太陽電池モジュールリサイクル協議会でも、回収スキームの検討や回収の重要性が議論されている。この協議会での議論を深め、必要に応じて国へ法的なルールの策定などの要望等を行いたい。また、県では、太陽光パネルの処理を開始する県内事業者等とともに環境省の実証事業に協力している。この事業の中で効率的な回収スキームについて検討していきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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