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掲載日:2019年7月12日
Q 山口京子 議員(自民)
県道蓮田杉戸線のバイパス工事では、去年12月に文化財の発掘調査でバイパス予定の土地、新井堀の内遺跡から286リットルの容量の大がめが見つかり、話題となりました。中に、19種類、約26万枚の埋蔵銭が出てきました。当時、国内最大級だとの報道がありました。かめの中に名前等、確たる証拠もなかったことと、既に用地は県が取得してあるとのことで、現在は拾得物扱いだそうです。ロマンのある発見ですが、その一方で県道整備が更なる発掘調査のために遅れてしまうことを心配しています。
都市計画道路としての決定は、昭和38年に行われており、56年の年月が経過しています。その間、計画変更がなされ、この県道のバイパス区間については平成18年度の変更で、やっと手が付いてきた状態です。市が都市計画道路として区画整理で造った道路と、県の道路整備部分とがつながりながら築造されております。現在取り組んでいるこの区間の県の事業をもって、やっと完成いたします。あと何年かかるのか、いつまで待てばいいのでしょうか。
そこで、このバイパス整備の現在の進捗状況と今後の見通しについて伺います。
A 中村一之 県土整備部長
このバイパスは県道蓮田白岡久喜線と県道蓮田杉戸線の現道を結ぶ580メートルの道路です。
平成18年度に事業に着手したところ、境界が未確定の土地が多く存在しており、この確定作業に長い時間を要しました。
現在はこの確定作業が完了し用地取得を進めており、用地買収率は83%となっております。
また、バイパス予定地は埋蔵文化財が確認されているため、用地が取得できた箇所から順次発掘調査を進めているところです。
今後は、地元の皆様の御理解、御協力をいただきながら引き続き残る用地取得を進めるとともに、埋蔵文化財の発掘調査を実施し、早期に工事着手できるよう努めてまいります。
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