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掲載日:2022年7月25日
Q 秋山もえ 議員(共産党)
今年4月、伊奈町にお住まいで卓球をされている方から、県民活動総合センターの体育館の雨漏りがひどい、早急に直してほしいとの要望が寄せられ、私は5月21日、ちょうど雨の日でしたが、雨漏りの状況を視察しました。体育館の真ん中に大きなブルーシートが敷かれて、その上にバスタオル、そしてバケツ。大きな衣装ケースが置かれて、天井から落ちてくる雨漏りを受けていました。県立の有料施設として見たこともない光景に愕然としたわけですが、更に私が驚いたのは、こうした雨漏りは最近始まったことではなく、10年も前から雨漏りしていたという事実です。多くの登録団体、利用者に御迷惑と御不便をかけています。もうこれ以上、小さい修繕を繰り返すのではなく、抜本的な大規模改修こそ必要です。
まず、なぜここまで大規模改修が放置されたのですか。直ちに大規模改修するべきと考えます。県民生活部長、お答えください。
また、必要なら建替えも検討すべきだと考えます。いかがでしょうか。
A 矢嶋行雄 県民生活部長
県民活動総合センターの研修棟や小ホール棟などの各施設につきましては、施設の耐用年数や劣化状況を判断して計画的に改修を行っております。
こうした中、体育館につきましても平成28年度に雨漏り防止を目的とした屋根防水の修繕を実施いたしました。
また、時々発生する小規模の雨漏りの際は現場の対応として、その都度修繕をしておりますが、今年度におきましては体育館の雨漏りが頻繁に発生しております。
このため、当面の緊急措置として議員から御指摘のありました体育館の雨漏りにつきましては原因を調査し、直ちに防水工事を実施いたしました。
しかし、近年は短時間における集中的な豪雨の増加や台風の大型化など、気象条件も厳しくなっておりますことから場合によりましては雨漏りへの対策を講じる必要がございます。
建て替えを含めた体育館の大規模改修につきましては、今後状況をみて必要性を判断してまいります。
再Q 秋山もえ 議員(共産党)
最近、防水工事をしたと。場合によっては今後、状況を見てというようなお話だったんですね。私、いろいろ調べてみましたところ、例えば沖縄県の宮古島市では、2018年、築34年になる市の体育館の雨漏り防止のための補修工事の後に再び雨漏りしてしまったんですね。今年度、大規模改修のため3,500万円の予算をこの宮古島市は組んでいます。県活センターを調べたら、築29年になっていて、体育館については、もうこれ以上小規模な修繕で乗り切るのは限界ではないかというふうに思います。
10年も前からの雨漏りですので、今回修繕をしたようなんですけれども、また雨漏りをしたらどう対処するのかと非常に私は不安です。大規模改修を早急に検討すべきだというふうに思いますが、答弁を求めます。
再A 矢嶋行雄 県民生活部長
先ほど申し上げたとおり、耐用年数、劣化状況に応じて、計画的な修繕を行っております。
また、大規模修繕は雨漏り以外の観点も必要になりますので、そういったことを含めて、今後、必要性を検討してまいります。
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