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掲載日:2019年7月12日
Q 関根信明 議員(自民)
この質問は、以前、鈴木弘先生も質問をされました。今日、鈴木弘先生も傍聴に来ております。鈴木先生が質問をしたとき、なかなかいい答弁が得られませんでしたが、北区の治安、防犯等はしっかりと警察としては対応している旨の答弁でありました。今回、私の公約の一つでありますので、質問を改めてさせていただきます。
大宮警察署は、1954年7月1日、旧大宮市大門町で業務を始め、1956年6月、新庁舎を旧大宮市土手町に完成、2017年11月、旧庁舎の老朽化、狭あい化のため、61年ぶりにさいたま新都心近くの大宮区北袋一丁目へ移転しました。土手町周辺の大宮区民、北区民、今日もたくさんの北区の皆さんが来ておりますけれども、北区区民の皆さんより、大宮警察署が浦和区境に移転し、遠くになり大変不便であること、警察署という抑止力がなくなったこと、強盗等緊急事態の対応が遅くなるのではないか、身近な警察署ではなくなったという声、クレームを多く聞くようになりました。
そのため、北区の自治会連合会をはじめ、北区の各団体が署名した仮称大宮北警察署設置要望書が昨年来、3回連続で知事宛て提出され、高木真理議員も私も紹介議員として同伴いたしました。知事、3回出しているんです。何としても北区民要望の仮称大宮北警察署の新設を警察署再編整備計画に入れていただき、いずれ建設のための調査費をつけ、新設できるよう願っております。
そこで、地元要望書が3回出されましたが、仮称大宮北警察署の新設に関し、現時点での県警の考え方、将来についての考え方について、警察本部長の御所見を伺います。
A 富田邦敬 警察本部長
警察署新設の必要性につきましては、地域における治安情勢や人口推移、交通網等を総合的に勘案して判断することとしています。
大宮警察署の移転に伴い、さいたま市北区内への警察署新設要望があることは承知しております。
ですが、例えば市区町村別における人口1,000人当たりの刑法犯認知件数を見たとき、北区は6.9でございます。
県下平均は8.2でございまして、下回っております。
さらに、北区内の刑法犯認知件数は年々減少しておりまして、移転前後で大きな変化はございません。
現時点、警察署を新設することは難しいものと考えております。
将来的なことにつきましては、現時点では申し上げられませんが、その時点の治安情勢等を踏まえ、警察署新設の必要性を検討していくものと考えております。
なお、県警察では、北区の治安確保を図るため、交番の移転大型化、パトカーの常駐配置、隣接する警察署や交通機動隊等本部執行隊等による警戒活動等を実施しております。
隣接する警察署もパトカー等が北区内のパトロールを行っております。今後も引き続き、各種措置を講じてまいります。
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