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掲載日:2019年7月12日
Q 関根信明 議員(自民)
人生100年時代について、今年度、埼玉県教育行政重点施策に人生100年時代を見据えた生涯学習、スポーツの推進と記載があり、生涯にわたる学び直しのあり方を検討していくとありますが、どのように取り組んでいくのでしょうか。また、中学、高校生の年代から、人生100年時代の人生設計について学校教育の現場においても教えていくべきと考えますが、教育長に御所見を伺います。
A 小松弥生 教育長
まず、「生涯にわたる学び直しの検討について」でございます。
人生100年時代においては、「教育を受け、定年まで働き、老後を送る」という単線型の人生ではなく、一人ひとりが違った働き方を見出し、自分なりの人生を追い求めるようになることが考えられます。
このような時代では、新たなステージで求められる能力・スキルを身に付ける機会が提供されることが重要です。
こうしたことから、「第3期埼玉県教育振興基本計画」に学び直しの在り方の検討について盛り込み、今年度の重点施策としているところです。
今後、時代の変化に即し、可能性を広げる学びについて、幅広く情報を収集し、その上で、埼玉県生涯学習審議会などで有識者の意見を伺いながら、具体的な方策についてしっかりと検討を進めてまいります。
次に、「中学生、高校生の年代から「人生100年時代」の人生設計を教えていくべきではないか」についてでございます。
議員お話のとおり、人生100年時代の人生設計について、中高生の段階から意識させていくことは重要であると考えております。
中学校においては、特別活動の時間を中心として、社会経済環境の変化も踏まえ、将来の生き方や生活についての見通しをもった主体的な進路選択や将来設計等について指導しております。
高等学校においても、家庭科や総合的な探究の時間、ホームルーム活動などを通して、これからの長寿社会を見据えた人生設計について指導しております。
今後とも、教育活動全体を通じて、生徒が生涯にわたって学び続け、自らの人生をたくましく生き抜くための資質・能力の育成を推進してまいります。
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