埼玉県議会だより167号

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意見書・決議 県議会クイズ PDF版

 No.168 ｜ No.166

議長あいさつ

（令和3年10月14日就任）

第125代埼玉県議会議長に就任いたしました梅澤佳一です。
現在、世界中で長期にわたって新型コロナウイルス感染症の感染拡大の波が繰り返されております。本県においても、感染拡大防止と、経済社会活動の活性化の両立に向けて、この難局を乗り越えていかなくてはいけません。
さらに、今後、加速する少子高齢化や、年々激甚化している自然災害、コロナ禍を機に急速にICT技術の導入が進んだ社会におけるSociety5.0～超スマート社会への変革など、さまざまな課題に対応し、県民一人ひとりが将来に夢と希望を描けるような、郷土埼玉を築くことがわれわれの使命です。
二元代表制の一翼を担う県議会が役割と責務を果たすことができるよう、岡地副議長と力を合わせ、公正かつ円滑な議会運営に全力を尽くしてまいります。
県民の皆さまの今後ますますのご支援とご協力をお願い申し上げます。

8月臨時会（8月27日開催）の議決の概要

知事提出議案

• 令和3年度埼玉県一般会計補正予算（第9号）
  歳入歳出予算補正額　561億2,017万1千円
  ・緊急事態措置期間の延長に伴う飲食店や大規模施設等に対する協力金の支給、医療提供体制の強化に要する経費 など

　の1件を可決

議員提出議案

• 新型コロナウイルス感染症による感染爆発と医療ひっ迫打破のため、更なる対策強化を求める意見書
• 県による新型コロナウイルス感染症専用医療施設の速やかな整備等を求める決議

　の2件を可決

9月定例会の動き

　9月24日（金曜日）から10月14日（木曜日）までの21日間にわたり開かれました。

開会日   9月24日

   知事提出議案について、知事から提案説明が行われました。

一般質問   9月30日・10月1日・4日～6日

　15人の議員が質疑・質問を行い、活発な論議が行われました。
　9月30日と10月6日に、知事追加提出議案について知事から提案説明が行われました。9月30日の追加提出議案は急を要するため、同日中に常任委員会で審査が行われ、委員長報告を経て、採決が行われました。

常任委員会   9月30日・10月8日

   補正予算・条例などの議案の審査などが行われました。

特別委員会   10月11日・12日

   付託案件・議案の審査が行われました。

閉会日   10月14日

   各委員会の委員長報告を受けて討論・採決が行われました。

 9月定例会の議決の概要

知事提出議案

• 令和3年度埼玉県一般会計補正予算（第10号）
  歳入歳出予算補正額　1,271億6,885万円
  ・新型コロナウイルス感染症の今後の感染状況の変化も踏まえた医療提供体制等の確保・強化や県内経済活動の回復に向けた支援に要する経費 など
• 令和3年度埼玉県一般会計補正予算（第11号）（急施）
  歳入歳出予算補正額 244億6,608万5千円
  ・新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止として営業時間短縮等の要請等に伴う協力金の支給に要する経費 など
• 埼玉県都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例

　など15件を可決、3件を継続審査、26件に同意

議員提出議案

• 重度心身障害者に対する公費負担医療制度の創設を求める意見書
• 北朝鮮による弾道ミサイル等の発射に断固抗議し、制裁措置の厳格な履行等を求める決議

   など16件を可決

議員政策研修会   9月24日開催

9月24日（金曜日）に議員政策研修会が開催され、独立行政法人情報処理推進機構 社会基盤センター 片岡晃センター長が「デジタルトランスフォーメーション（DX）に必要な技術と人材」をテーマに講演を行いました。
当日は、新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえ、オンライン講演で実施しました。

会派別所属議員数

会派名 （略称）	所属議員数 （令和3年11月4日現在）
自民	48人
県民	14人
民主フォーラム	9人
公明	9人
共産党	6人
改革	1人
無所属	1人
計	88人 （欠員5人）