大吉調節池

あらまし

大吉調節池は40万立方メートルの洪水調節容量を持つ調節池として、浸水被害の低減に大きな効果を上げる一方、越谷市により親水公園として整備され、多くの市民に利用されています。これは、越谷市で推進する緑のネットワーク計画の一翼を担い、失われつつある水系の生態系を復元し、都市の中に自然を呼び戻すものです。

また、人と自然がふれあう空間となるよう、堤防には池を見下ろしながら走れるジョギングコース、水辺にはのんびりくつろげる四阿（あずまや）、アスレチック遊具などを設置しています。休日ともなれば釣りを楽しむ人や、のんびりと野原で遊ぶ親子などで賑わっています。

大吉調節池の上空写真

 

大吉調節池は、令和元年台風19号（令和元年10月13日撮影）に大きな力を発揮しました。

 

施設概要

位置	越谷市大吉地先
調節池面積	10.3ha
貯水容量	400,000立方メートル
池床高	A.P.-1.400m
貯水位	A.P.＋4.400m
調節方式	横越流形式
周囲堤	高さA.P.＋5.900m 法勾配2割 張芝及びコンクリートブロック張
越流堤	越流堤長39m
管理橋	形式 プレストレスト・コンクリート橋、橋長41.26m
排水機場及び樋管	計画総排水量：洪水時2.0立方メートル/s、常時0.2立方メートル/s
ポンプ形式	2台（0.9立方メートル/s 管径600mm） 1台（0.2立方メートル/s 管径150mm）
排水樋管	高さ×幅：1.5m×1.5m