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掲載日:2023年2月3日
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埼玉県では、川の再生の取組を、平成19年度に「川の国埼玉 川の再生基本方針」を定め、平成20年度から「清流の復活」と「安らぎとにぎわいの空間創出」の二本柱で進めています。「川の再生」のリーディング事業として、平成23年度までは県内100箇所の水辺を集中的に整備する「水辺再生100プラン」を進めてきました。
平成24年度からは、市町村のまちづくりと一体となり、一つの川の上流から下流までをまるごと再生する「川のまるごと再生プロジェクト」にステップアップし、17の川で進めました。市や町から応募のあった取組提案の中から公開プレゼンテーション等を経て選定しました。
総合治水事務所で取り組んだ、「水辺再生100プラン(平成20年度~平成23年度)」、「川のまるごと再生プロジェクト(平成24年度~平成27年度)」についてご紹介します。
埼玉県で取り組んでいる川の再生の様々な取り組みについては、河川環境課のホームページをご覧ください。
総合治水事務所では、大落古利根川を担当しました。
「大落古利根川のまるごと再生プロジェクト」は、河川や沿線地域の特性を生かし、自然と調和し地域住民に親しめる川として、上流から下流まで遊歩道やポケットパークなどの拠点を整備することで川沿いの連続性を確保するとともに、沿川のまちづくりと一体となった整備を行いました。
検討にあたっては「古利根川のまるごと再生プロジェクトワーキングチーム」を設置し、埼玉県、杉戸町、宮代町、春日部市、松伏町、地域住民の方々や活動団体の方々とで計画づくりを行い、整備を実施しました。
整備概要は、こちらのパンフレットをご覧ください。
大落古利根川のまるごと再生プロジェクトパンフレット(PDF:4,511KB)
本県は県土に占める水辺空間が5%で全国4位、河川のみに注目すると3.9%で全国2位という特徴を持っています。この日本でも上位である川という資産を活かし、地域の価値を高めるため、「安らぎとにぎわいの創出」と「清流の復活」を2本柱として「川の再生」に向けて全庁を上げて取り組みました。
総合治水事務所では、「辰井川」において見沼代用水東縁から冬水(冬期試験通水)を利用して試験浄化導水、「元荒川」・「倉松川」・「大落古利根川」・「綾瀬川」・「新方川」において安らぎとにぎわい創出に向けた取組を実施しました。
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