ページ番号:18553
掲載日:2020年11月20日
ここから本文です。
大落古利根川は南埼玉郡と北葛飾郡の郡境を画し、「古利根川」という名称が付されているようにかつては「利根川」の本流でした。「大落」とは大きな農業排水路という意味です。現在でも利根大堰からの水が埼玉用水、葛西用水路等を経由して流れ込んでいます。このため、4月~10月は豊富に水が流れていますが、11月~3月は大きく減少します。
大落古利根川の起点
左岸 北葛飾郡杉戸町大字下野字山谷991番1地先、右岸 久喜市大字吉羽字下河原277番4地先 が起点です。
起点には写真のとおり起点標石があります。青毛堀川と葛西用水が合流しています。
(上写真) 左側:葛西用水路 右側:青毛堀川
大落古利根川の河道は上流の葛西用水から連続しており、久喜市と杉戸町の境にある葛西橋から松伏町下赤岩付近で中川に合流するまでの延長26.7km、流域面積182.3kmの区間が一級河川となっています。(葛西橋の上流は、羽生市に源を発する葛西用水路からつながっています。)一級河川の全区間が総合治水対策特定事業区間として指定されています。
大落古利根川は、古利根堰(越谷市・松伏町)の改築に伴い、古利根堰から東武野田線の鉄橋付近までの堤防補強工事が完成しています。
近年は、主に河川環境整備工事を中心に実施しており、平成16年度には、杉戸町、宮代町と連携し、階段護岸や遊歩道の設置を軸とした親水護岸の整備をしました。(写真)毎年8月に行われる古利根川流灯まつりでは、大勢の人に親しめる場所とされています。
毎年、8月の第1土・日曜日に「古利根川流灯まつり」が行われています。古川橋から清地橋の川面約1kmに渡って、大型灯ろうを浮かべる日本最大規模の流灯まつりです。
堤防の修繕・浚渫や雑草刈払などの維持管理を行いつつ、現況の洪水流下能力の維持保全を図っていきます。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください