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掲載日:2019年9月12日
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今回はNPO法人ケアぴーぷるを訪問しました。
ケアぴーぷるは、平成14年に坂戸市に設立されたNPO法人で、生活支援活動や文化振興活動を通して高齢者に生きがいづくりと憩いの場の提供を行っています。
代表理事である末森さんは、退職後、「真に人の役に立つ事をしたい」「地域のためになる活動をしたい」「シルバーがシルバーを支える活動をしたい」という想いからNPO法人の設立を考え始めたとのことです。そして、平成14年、移送サービスと訪問介助事業を行う「特定非営利活動法人ウェルフェア・コレクティブケアぴーぷる」を設立し、平成20年に名称を「NPO法人ケアぴーぷる」に変更しています。
現在は、居宅介護支援事業所「ありんこ」、訪問介護事業所「ケアぴーぷる」、移送サービス事業の運営を通して高齢者に対する支援を行っています。
今年で法人設立から15年になりますが、法人運営の心構えについて伺いました。
末森さんは、基本的なこと、地道なことを疎かにしないこと、利用者に対しては懇切丁寧に対応することを心掛けているそうです。また、事業を継続させていくためには、事業拡大に躍起になってはならないが、常に改革の精神は持ってなければならないと熱く語られました。
ケアぴーぷるでは、高齢者の憩いの場の提供を実現するために「いこいの広場」というサロンを開催しています。
昨年、坂戸駅前の大型スーパーが撤退して高齢者の集まる場所が少なくなってしまい、そこで高齢者が楽しくすごせる居場所としてのサロンの必要性を再認識したとのことです。
来年1月の6回目「いこいの広場」では、ギタリストによるギター演奏と懐かしい歌を楽しんでいただくこととしており、引き続き高齢者の方に喜ばれる催し物を提供していきたいとのです。
また、要支援1、2が介護保険の適用から除かれることから、これらの方を対象に料理・洗濯・掃除等の家事援助の仕事を新たに実施していくなど、高齢者を支える活動を広げていく予定です。
このほか、定年退職者への支援として来年2月に行われる、埼玉県と坂戸市が共催の「定年退職者のセカンドライフプロジェクトセミナー」において、末森さんが自身の経験を踏まえたセカンドライフの過ごし方についての事例発表を予定しているとのお話もありました。
これから定年を迎える方々へ
これから定年を迎えられる方々は、定年退職後のセカンドライフをどのように過ごすかは重要な問題です。退職後に考えるのではなく、退職前から自分の技術や趣味を通して職場探しや、自分の趣味や技術を生かした人のためになる事業の構築をされることをおすすめします。いつも何かに挑戦する気持ちを持っていただければと思います。
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