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掲載日:2019年9月12日
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NPO法人こども二輪塾の活動現場を訪問しました。
こども二輪塾は、モーターサイクルスポーツを通じて交通社会における「自己防衛」や「自己責任」を学ぶとともに、講習の場が子どもたちの地域の居場所となり、様々な世代の人との関わりの中で健全に育っていくことを願って、平成16年7月に設立されました。
毎月第3日曜日に、八瀬大橋近くのモトクロスコース「ナショナルパーク川越」で講習を行っています。小型バイクにまたがることができる3歳以上の子どもであれば誰でも受講でき、毎回多くの子どもたちが参加しています。
また、こども二輪塾では、インストラクターの養成にも力を入れているほか、企業や学校などからの依頼に応じた体験講習会にも積極的に取り組んでいます。
講習は、体験、第1段階、第2段階、第3段階、第4段階の5段階に分かれて行われ、第4段階を終えて検定に合格すると卒業となります。卒業生の中には、モトクロス選手を経てオートレース選手になった方もいるそうです。
訪問した日は、今日が初めてという4歳の男の子の姿もありました。初めは緊張した様子でしたが、インストラクターがマンツーマンで指導すると、すぐに打ち解けた表情になりました。インストラクターで理事の太田さんによると、小さな子どもにはアクセルの扱いが難しく、最初はスピードを出して飛び出してしまうことがあるそうです。そのため、インストラクターはバイクの前方に立ち、飛び出してきた場合は体を張って受け止めるそうです。「これまで何度バイクに轢かれたかわかりません。」と笑顔でおっしゃっていました。
第3段階からは、起伏のあるオフロードコースを走行します。インストラクターの指導の声が飛ぶ中、エンジン音を轟かせ、土煙を上げてバイクを走らせる子どもたちの姿はみないきいきとしていました。コースの回りには子どもたちを見守る家族の姿も多く見られました。
講習では、インストラクターも子どもたちも真剣そのものです。インストラクターは常に子どもたちの様子に気を配り、腰をかがめ、子どもと目線を合わせて指導します。また、講習の前後にも、インストラクターを始めとしたスタッフの方々が、「おはよう!今日の調子はどう?」「ご飯は食べてきたかな?」などと声をかけ、子どもたちと積極的に関わりを持つ姿が印象的でした。
これからもスタッフ一同、保護者のみなさんや地元の方々とのつながりを大切にしながら、次代を担う子どもたちのために頑張っていきます。
見学だけでも大歓迎です。是非一度、遊びに来てみてくださいね!
訪問日:平成31年1月20日
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