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掲載日:2024年9月20日

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幅広い子育て支援事業を行う「NPO法人カローレ」を訪問しました

NPO法人カローレを訪問し、理事長の浅見様と総務企画部長の林様から以下のお話しを伺いました。

カローレについて

カローレの活動は、昭和53年に学童保育の設立を目的として児童の保護者たちが立ち上げた「鶴ヶ島に学童保育をつくる会」から始まりました。

平成16年からNPO法人となり、現在は学童保育に加え、小規模保育、児童館事業、学習支援、子ども食堂、放課後等デイサービス、障がい児相談支援などの幅広い子育て支援事業を行っています。

「安全・安心の切れ目ない子育て支援」をスローガンに子どもたちが遊びや学習を積み重ね、基本的な生活習慣を身につけて社会の一員として活躍できる人材の育成を目指しています。

法人運営の考え方

NPO法人も経営の視点から法人運営をすることが大切です。

NPO法人(特定非営利活動法人)というと無償で活動する団体、というイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんがそうではありません。NPO法人も社会や地域の課題を解決する中で、収益事業を行うことができます。

カローレは、事業で得た収益を主な活動資金として社会的課題の解決に取り組む「事業型NPO」として、活動をしています。

NPO法人が事業の目的を達成するため長く活動するには、株式会社のようにビジネスの視点から事業を行う必要があります。

法人の活動について

【様々な団体と連携した活動】

カローレは単独で事業を実施するだけでなく、様々な団体とも協力して活動をしています。

昨年は、JAいるま野様や地元農家のかた、北部農業塾のかたと協力して「農業体験学習」を開催したり、放課後児童クラブのひまわりクラブでは、COEDO KAWAGOE F.C.による「サッカー教室」が始まったりと積極的に新しいことに挑戦しました。

農業体験学習は、カローレの子ども食堂事業の中で生まれたJAいるま野様との繋がりから実現し、サッカー教室は、理事長の浅見様がパーソナリティを務めるFMラジオ川越の番組「カローレの時間」にて、ゲストとしてCOEDO KAWAGOE F.C.代表の有田氏を招いたことがきっかけでサッカー教室が実現しました。

このようにカローレは、幅広く事業を展開する中で生まれた繫がりを大切にし、時にはその繫がりを生かして新たな取り組みを実現させています。

 

【貧困格差の是正を目指す活動】

カローレは事業を通して子どもたちの体験格差をなくすことを目指しています。

近年は、外見では分づらい「見えない貧困」に悩む子どもが一定数おり、この子どもたちは裕福な子どもたちと比べて習い事や旅行などを「体験」をする機会が少ない傾向にあります。

貧困状態にある子どもたちと裕福な子どもたちの間にある、体験格差を埋めるためにカローレではいろいろなものごとの「入り口」に子どもたちを連れていき、体験する機会を与えています。

法人からのメッセージ

NPO法人カローレは子育て支援事業を中心に14事業25施設を運営する一方で、子どもの貧困問題やこどもの居場所作りに積極的に取り組んでいます。様々なこども支援実現のために、個人・団体・企業の皆さまの温かいご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

お問い合わせ

企画財政部 川越比企地域振興センター 総務・防災・県民生活担当

郵便番号350-1124 埼玉県川越市新宿町一丁目17番地17 ウェスタ川越公共施設棟4階

ファックス:049-243-1707

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