トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 川越比企地域振興センター > 県民生活 > NPO法人活動紹介 > NPO法人小江戸大江戸トレニックワールドを訪問しました
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掲載日:2020年1月14日
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小江戸大江戸トレニックワールドは、ランニング大会に参加したメンバーを中心に平成22年から任意団体として活動を開始。平成24年に、スポーツの振興を図り、誰もが健康かつ安心して暮らせる豊かな社会づくりに寄与することを目的にNPO法人となりました。
主にスポーツ大会や地図の読み方を学ぶ講習会を開催するほか、登山道のゴミ拾いも行っており、法人名の「トレニック」は、山中の小道などを意味する「トレイル」と、「ピクニック」を掛け合わせたものです。
今回は越生町で行われた大会を取材しました。
令和元年12月1日、9.1kmのコースに中高生から大人まで71人、3.8kmのコースに小学生や親子42人のエントリーを得て、越生町のオーパークおごせを起点とする「ちょこっとトレイル in 大高取山」が開催されました。
太田代表理事による開会挨拶とコース説明の後、思い思いのスピードでスタートしました。
山を楽しんでほしいとの考えで作ったコースは、もともと登山者が少ない道だそうで、足元は落ち葉などでふかふか。木の根につまづかないよう気を付けながら進みます。
様々なキャラクターに仮装したメンバーが、ポイントごとに「この先、少し滑りやすくなっているよ。」「次は左へ曲がって。頑張って!」とサポートしながら励ましてくれます。
東京都から参加した5歳の女の子は、木の実や花を見つけたりしながら、3.8kmのコースを59分でゴール。感想を聞くと、「しりもちをついちゃったけど、楽しかった!」と嬉しそうに話してくれました。
ゴール後の休憩コーナーでは、参加者が達成感のある表情で「登りがきつかった」などと軽食を片手に談笑したり、子供たちがミニパフェを作ったりして楽しい時間を過ごしていました。
この大会は初心者向けということでしたが、小江戸大江戸トレニックワールドは驚くほど長距離で長時間のマラソン大会も開催しています。
2月開催の「小江戸大江戸200kmフットレース」は埼玉県川越市発着で、県北や東京都内を巡ります。日本全国からエントリーがあり、最近は海外、特に中国からの参加者も増えているそうです。
4つのコースのうち200kmのコースは、朝8時スタートで制限時間36時間。翌日20時までにゴールする過酷なものですが、申込み初日で定員400人が一杯になるほどの人気。募集するスタッフは約100人と大規模です。
太田代表理事に大会運営の苦労を聞くと、「苦労というよりも、みんながどうやったら喜ぶかを考えるのが楽しい。それぞれがサービスを考え、動いている。」ということでした。
また、休憩コーナーを運営していたメンバーは「私は走らないけれど、友人に誘われて活動に参加するようになった。楽しいから続けている。」と話していました。
メンバーがそれぞれ楽しみながら、皆さんに喜んでもらおうと活動を発展・継続させている点が印象的でした。
興味のある方は是非、参加してみてください。
健康に暮らせる幸せを...走ることで、山に入ることで、走らなくてもスタッフで手伝ったりして、それを実感する。それが私たちNPO法人の目的です。
今後もみんなの笑顔を見るために活動を続けていきたいと思います。
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