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掲載日:2021年3月18日
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知事
皆様お疲れ様でございます。それではまず私の方から今日は第25回の埼玉県の新型感染症専門家会合が開催をされました。中身といたしましては、まずは感染の動向等の事実関係についてご説明をさせていただき、その上で、21日をもって、この緊急事態宣言が解除をされるという前提で22日以降の段階的な措置をどう行っていくか、そして21日の解除に対するご意見もございましたけれども、そういった部分をお話をさせていただきました。
主なご意見としては、まず感染動向については、埼玉県でも状況は上向いてはいるものの、懸念材料もあり、またリバウンドも懸念されるといった声が多かったと思います。他方で対策そのものについては、例えば特に高齢者対策について非常によく効いていると前回の繰り返されたコンサルティングのシステムや、1件1件事業者を訪ねたりするといったことについては、とても良いことではないかといったご意見が相次ぎました。また緊急事態宣言の解除そのものが良いとしても、これをもってすべての措置が緩和されるというような印象を与えないようにとか、あるいはこれを新しいフェーズに入る時に、しっかりと県民の皆様にお願いをしろと、こういったお話がありました。また段階的な緩和措置そのものについては、明日整理した上できちんとご説明をさせていただきますけども、4本の柱があるんですけども、その4つの柱それぞれについて、ある先生からはよくここまで考えていて感銘を受けたというところまでいただきました。ただ、その中でも金井先生がおっしゃられたので、金井先生からお聞きいただきたいと思いますけど、PRが下手だというご指摘がいくつかあって、きちんとわかりやすいPRをしようとか、細かなPRのお言葉まで、先生方からいただきました。エッセンシャルワーカーや、医療従事者の疲弊が1年以上続いている中で、しっかりとそこに対策をする必要があるということも特にお話がありました。
私の方からまずご報告させていただきます。
金井県医師会長
それでは、私の方から少しだけ説明をさせていただきます。全ての先生方、同じような意見でございましたけれども、高齢者に対する取り組みについて、埼玉県においては、効果を上げているということは、どの委員も言っていたところでございます。明らかに高齢者施設におけるものがとりわけよく減っているということ。これはご案内の通りですけれども、PCR検査等をやった効果であろうということでございます。これについて、前の時もお話をさせていただきましたけれども、集中検査のことですけれども、1回限りのことかということでございますけれども、1回限りではなくて必要に応じてということで、その必要に応じてというところがなかなか難しいということから、それではどうしようかというのはございます。そういうところから、対象者を見つけ出すということとか、いろんな問題がございますので、そういう中でいわゆるスクリーニングをやるというような話、それもいいことだということのお話があったところでございます。変異株のことにつきましては当然のことながらお話は出ました。変異株についてということでございますけれども、これについては、現在の段階ということでございますけれども、特別な考えを持って対応する必要はないという、本当にこれは感染症の専門家の先生方の意見でございますので、現在の段階ででございますけれども、そういうお話があったところでございます。そこら辺が現状の分析と評価と今後の問題ということなのかと思っております。それから3月22日以降の段階的緩和措置についてということで、今お話があった通り、これから正確にお示しをするという話がございましたけれども、提示されたものについて、皆さん了承をするという、同意をするというお話がございました。
いろいろあるんですが、いろいろあるというのは、いろいろな取り組みを行う上でということがあります。それでいろいろな取り組みを行っている、これだけのことを行っているのかと先ほど感銘を受けてという委員がいたということでありますけれども、埼玉県においては、これだけのことをやっているのかというお話があったところです。ところが、これだけやっているということが、県民に知れ渡っているかという問題があるんですが、残念ながら県民には知りきれてないところが多いのではないかという意見がいくつか出たところでございます。そこで、先ほど知事からあったPRの仕方という話が出るんですけれども、本当にこれだけやっているんだ、だからこうして欲しい。こうして欲しいということが重要なんですけど、その前にこれだけやってるんだということをしっかり伝えて、その上でこうして欲しいということをしっかりと伝えて、県民にも行動していただきたいということでございます。あくまでも宣言が終わって、これで解除という言葉がかなり緩くなるという印象を持つので、そこには注意を払うべきという意見は多く出たところでございます。したがってそういうところに対しても、ここだけは守ってよというようなところを強く言うべきところは、強く言うという必要性がある。そのなようなことが委員の多くから出たところでございます。
私からは以上です。
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