トップページ > 文化・教育 > 国際 > 国際化の推進 > 埼玉親善大使 > 「埼玉発世界行き」奨学生 > 2023年度「埼玉発世界行き」奨学生 > 横川文音(留学先:カナダ)
ページ番号:261423
掲載日:2024年11月26日
ここから本文です。
まずはナナイモの生活についてです。
私は2023年8月から2024年6月までカナダのブリティッシュコロンビア州にあるナナイモへ300日間の留学をしていました。人口はさいたま市桜区とほぼ同じですが、面積は約5倍です。気候は雨の多い冬と冷涼で乾いた夏で特徴づけられ穏やかです。そんな留学生活の中、私の住む埼玉県と違って驚いたことがあります。それはバスでの出来事です。私は学校まで市営バスを利用していました。初乗車の際、運転手の方に「Hi!」と声掛けられ、降りる際には人々が「Thank you!」と言い降りていきました。これにはドイツから来た友達も驚いていました。他にも学校帰りには近所の方が「学校はどうだった?」と話しかけてくれることにも驚き、同時にフレンドリーな街なのだと実感しました。
次に私の勉学についてです。
カナダの学校は学期ごとに選んだ4つの教科を毎日行います。1学期はヨガやバレーボール、通常の体育の授業などの実技の授業を多く取っていました。主に1学期はスポーツを通して会話能力を上げることに専念しました。そして2学期は理科に数学、社会などといった座学の授業を多くとっていました。授業内容は日本でいう中学生レベルで少し簡単ではありましたが授業内で使われる文法表現やディスカッションを通して英語のボキャブラリーを増やすことができました。また、放課後は動物愛護クラブに所属し、現地の友達との交流を絶やさないようにしていました。
最後に埼玉県をPRした事柄についてです。
まず1つ目は食です。
秩父の郷土料理である味噌ポテトをホストファミリーに振る舞いました。カナダには“プーティン”という代表的なポテト料理があるので、とても好評でした。イラストを添えたレシピも渡しました。
2つ目は埼玉県の紹介です。
埼玉県の地理、観光、物産、食などを紹介するパワーポイントを作り、現地の友達に埼玉の良いところをアピールしました。
ナナイモは先住民族の言葉で「人の会う場所」。多くの人々に会えて実りのある留学でした。
味噌ポテト ナナイモ モニュメント
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください