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掲載日:2024年11月26日
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私は2023年の8月から2024年の6月にかけて、台湾の台南市にある国立新營高級中學(新營高中)で一年間の留学を経験しました。
以下では、現地での学校生活とホストファミリーとの生活や埼玉県をPRした内容について報告します。
私は新營高中の一年生として学校生活を過ごしました。
台湾の学校は日本の学校と比べて、授業時間が長く、勉強に対する意識も高いと感じました。また、校則に関してはあまり厳しくなく、指定された靴やバックはなく、染髪、ネイル等は基本OKでした。
現地の学校では日本と同様に、数学、科学、英語、歴史など多様な科目が教えられていました。授業は中国語で行われるため、最初は言語の壁に苦労しましたが先生やクラスメートが親切にサポートしてくれました。特に、英語の授業では日本と異なるアプローチが新鮮で多くの学びがありました。
私は合計3家族のホストファミリーにお世話になりました。
台湾の人々は家族をとても大切にします。そのため、それぞれの家庭で集まる機会がよくありました。例えば、春節では前夜に家族皆で一つのテーブルを囲い食事をし、寺院へ参拝しに行きます。他にも端午節や中秋節、冬至など、これらの行事はホストファミリーやコミュニティの絆が一層強まった機会でした。
私は埼玉県を台湾の人々にPRする際に、埼玉県にちなんだ物を自分で身につけたり、実際にプレゼントしたりなど、それらを通じて埼玉県の魅力を伝えることで現地の人々に深い印象を残せるよう努めました。
スポーツをすることが大好きな私は、埼玉県を本拠地とするサッカークラブ、浦和レッズのTシャツを着用し学校生活を送りました。スポーツを一緒にする仲間達とは実際にそれをきかっけに会話が生まれ、埼玉県の魅力について詳しく説明する機会が増えました。
また、私は地元であるときがわ町で作られた工芸品やマスコットキャラクター(のらぼう菜ちゃん)のぬいぐるみを衣服やバックにとりつけたり、普段から使用したりするようにしていました。それらに加え、埼玉県のマスコットキャラクターであるコバトンにちなんだ品や埼玉県に本社を置いているスーパーマーケットチェーン、ヤオコーに関連する品をこの留学でお世話になった方々にプレゼントしました。
これらのアイテムを活用することで埼玉県の魅力を、日常生活を通じて身近に伝えることができ、現地の人々の興味を引きつけ、記憶に残るPRをすることができたと私は思います。