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掲載日:2024年5月17日
Q 内沼博史 議員(自民)
県道飯能下名栗線は、飯能市街地と名栗地区を結び、沿道には小学校や中学校、公共施設や店舗などが立地し、バス路線にもなっているなど、地域の生活に欠かせない道路です。この道路の近隣にはキャンプ場やバーベキュー場があり、都心から1時間程度でアクセスできることから、市外からも多くの観光客が訪れています。
また、飯能市と秩父方面を結ぶ国道299号が通行止めになったときなどは、代替路にもなる重要な道路です。1月に行われた奥武蔵駅伝のときは、国道299号は午前中通行止めになったことから、秩父方面に行く方の貴重な道路になりました。
しかし、この県道は幅員が狭く車がすれ違うことが難しい箇所や、歩道が未整備で歩行者が安全に通行できない箇所が、まだ数多く残されています。県では、一ノ瀬から二ノ瀬橋までの原市場工区に加え、飯能第二小学校付近の久須美工区につきましても、今年度から整備に着手していただいており、地元の皆様も期待しています。
そこで、この2つの工区についてお伺いいたします。
まず、原市場工区ですが、事業が再開された二ノ瀬橋の東側400メートル区間については、昨年度の一般質問の答弁で、埋蔵文化財の発掘調査を行い、拡幅工事を進めるとのことでしたが、この工区の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
また、久須美工区については、事業に着手したばかりではございますが、小学校に近いこともあり児童の安全確保の面からも、地元では早期整備を望んでいます。そこで、久須美工区の今後の見通しについて、併せて県土整備部長にお伺いいたします。
A 金子勉 県土整備部長
まず、原市場工区の二ノ瀬橋の東側400メートル区間につきましては、用地買収率が98パーセントとなっており、現在は、残る用地の取得に努めております。
また、この区間の埋蔵文化財の発掘調査が令和5年11月に完了したことから、今後は、道路拡幅工事を進めてまいります。
次に、久須美工区につきましては、飯能第二小学校付近の幅員が狭く、見通しの悪い150メートル区間の拡幅整備に令和5年度から着手し、測量や設計を実施しております。
今後は、この設計がまとまり次第、地元説明会を開催し、用地測量を進めてまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、円滑な交通の確保に向けて、事業を推進してまいります。
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