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ページ番号:238667
掲載日:2023年7月7日
県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会には、付託案件がなく、所管事務の調査として、「県営水上公園の利用許可について」質問が行われました。
質問に当たり、参考人として、公益財団法人埼玉県公園緑地協会の安藤宏理事長の出席を求める動議が出され、採決いたしましたところ、総員をもって可決されましたので、出席を求めることとなりました。その後、参考人をお呼びし質問を行いました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「新たな利用条件について、今後、専門家を交え策定していくとのことだが、どのような人選や体制で進めていくのか」との質問に対し、「二つの段階に分けて検討していく。まず、本年9、10月の水着撮影会については、しらこばと水上公園の許可条件を基本とし、関係法令や条例の遵守項目を追加し、3つの水上公園で統一的に運用していく。次に、令和6年度以降の利用条件については、各方面から提起いただいた論点が多岐に渡っていることから、公共の福祉や法律分野などの専門家を交えて検討していくことを想定している。また、現場に詳しい専門家にもしっかりと話を伺いながら、制度設計を進めていきたい」との答弁がありました。
次に、「今回、埼玉県公園緑地協会のガバナンスに問題があったと感じる。今後、どのような組織体制を構築していくのか」との質問に対し、「短い時間で、迅速に対応していく中で、協会本部と現場の公園管理事務所との間で十分な情報共有がなかった部分や、本部としてのコントロールが至らなかった部分がある。今後は、理事長自らが先頭に立ち、適時適切な情報管理に努めていきたい」との答弁がありました。
なお、当面する行政課題として、県土整備部から「埼玉県の治水対策について」、都市整備部から「指定管理者等に係る令和4年度事業報告書及び令和5年度事業計画書について」並びに「令和5年度における指定管理者の選定について」、下水道局から「包括的民間委託に係る令和4年度事業実績及び令和5年度事業計画の概要について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
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