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掲載日:2022年7月12日
Q 秋山もえ 議員(共産党)
6月2日、3日、降ひょうで県北及び東部地域を中心に22市町に甚大な被害が発生しました。けがをされた方、住家被害も多数で、農業は壊滅的な被害となりました。被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
大野知事が3日朝一番に県北に飛び、被災地を視察したことは評価するものです。党県議団も、3日朝に深谷市、本庄市を視察し、さらに党市町議員と県北及び東部での被害状況確認を行いました。私も、岡部のトウモロコシ畑を見ました。壊滅状態でした。
本庄の農家では18ヘクタールの小麦畑、1週間後に100トンの収穫予定だったものが全滅です。1,800万円の損害。キャベツ一町歩が全滅、タマネギ、トマト、ナス、カボチャも何もかも全滅で、皆さん、途方に暮れていらっしゃいました。ハウス被害のひどい神川町のキュウリ農家や花き農家は、「ショックでもうやめる」と悲痛な声でした。春日部、白岡など東部地域では、防ひょうネットのないブドウやキウイはほぼ全滅。深谷の乳牛農家では、牛舎の屋根が大破をしました。
県は、今回の降ひょう災害について、6月17日付けで特別災害に指定をし、農作物等の被害見込金額は38億4,867万円と発表しました。
そこで、知事にお伺いします。
被害を受けた農業用生産施設については546戸と戸数で発表していますが、農作物被害については、県として、農家の戸数と農家ごとの被害金額は把握しておられますか、お答えください。
A 大野元裕 知事
まず、改めまして、2日、3日に県北部・東部地域等で降ひょうにより被害を受けられた皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。
私も御指摘いただいたとおり2日の降ひょう発生直後から危機感を強く持ち、翌朝、朝一番に現場へ向かい、被害状況を確認するとともに、その被害の大きさを目の当たりにし、現場から金子農水大臣に状況を伝えさせていただいたところでございます。
降ひょう発生後には、農林振興センターにおいて市町や農協、農業共済組合と連携しながら、土日も含めて被害状況調査を行ってまいりました。
調査を行う際には、被害を受けたほ場や農業用施設について、その営農者を確認をしており、農作物の被害面積や被害農家戸数、被害金額などの報告を各市町で集約した上で、県に報告をしていただいております。
その結果、先日発表したとおり、農作物の被害総額は30億1,469万7千円で、それに対応する被害農家戸数は2,011戸と把握をしております。
農家ごとの被害金額については、各市町が把握しておりますが、迅速な取りまとめを優先させたため、県への報告までは求めておりません。
復旧においては、被害状況を詳細に把握している市町との連携を密にして、各農家の被害に対応した支援を行っていきたいと考えております。
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