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掲載日:2024年10月17日
Q 横川雅也 議員(自民)
県のホームページ上で更新されている新型コロナウイルスの感染状況ですが、県民の皆様にとっても状況を知る上で大変重要な情報であり、県の対策本部会議においても今後の対策を議論する上で欠かせない大切な情報であると認識しています。
しかし、これらの情報整理と更新を行っているのが保健医療部の職員であることに疑問があります。知事が必要な統計データを求める際にも保健医療部職員が統計、分析を行い、情報の整理に努める。業務がひっ迫している職員に更に負荷をかけ、残業時間は増える一方です。そもそも統計・分析調査には様々な視点から過去、現在の状況を捉え、そして調査、分析し予見する統計学的に優れた能力が必要であり、専門性を持った人材を配置すべきです。
新型コロナウイルス感染症の収束には、これから先どれだけの時を要するのか、第6波がいつ押し寄せるかも分からない状況下で、保健医療部の業務過多を軽減し、統計データの分析、調査の精度をより高めるためにも専門人材の配置が必要と考えますが、保健医療部長の御所見を伺います。
A 関本建二 保健医療部長
新型コロナウイルス感染症においては、感染症対策課が保健所から収集した情報を取りまとめ、感染症対策幹を中心に情報の整理・分析を行っております。
また、より詳細な疫学的分析を行うため、参事兼衛生研究所長を本庁に常駐させているほか、衛生研究所で専ら疫学情報調査・分析を担当している職員1名も本庁に常駐し、日々の感染動向分析を実施しております。
第5波においては感染者の急増により、感染動向分析の前提となるデータ収集・整理が職員の大きな負担となりました。
そこで、9月から感染動向分析等を統括する職員を長期的な応援職員として新たに配置したところです。
今後、この新たに配置された職員を中心に、次の感染拡大への備えとして、感染動向分析等を含めた事務のICT化、効率化を進め、統計・調査・分析体制を強化してまいります。
新たな体制を構築する中で、分析や調査に長けた専門人材の配置についても、関係部局を交え、検討してまいります。
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