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掲載日:2023年12月18日

令和2年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(松澤正議員)

農業所得の安定化及び担い手不足について - 米の消費の安定化に向けた取組について

Q  松澤正  議員(自民)

米の消費量は減少傾向が続き、一人当たりの消費量は、ピークであった昭和37年度の118キログラムから、平成30年度は53キログラムまで減少しています。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により業務用米の消費が減ったことで、今年は米の在庫の増加が見込まれるとの報道があります。全国的に消費量が減少する中でも県産米の消費量が今までどおり、又はそれ以上となれば、県産米の作付けを減らす必要はなくなります。
そこで、県内の米農家が安心して米を作り続けられるよう、県産米の需要拡大が重要であると考えますが、需要拡大にどのように取り組むのか、農林部長に伺います。

A  強瀬道男  農林部長

米の消費量の減少は、人口の減少や米飯以外の主食の選択肢が増え、家庭での炊飯が減っていることなどが、主な要因となっています。
こうした中、県産米の需要を拡大するためには、消費者に県産米を知ってもらい、選んで、食べて、美味しさに納得していただくことが大変重要です。
県では、県産米の「彩のきずな」、「彩のかがやき」がより多くの消費者の目に触れ、身近で購入できるようにするため、関係団体と連携して販売店舗の拡大やPR活動を実施してまいりました。
さらに、今年度は、「彩のきずな」について多くの方々に興味を抱いてもらい、購入を促すために、全国ネットの情報番組でのPRや電車内のモニター画面を用いた動画広告を行うことを計画しております。
また、美味しい米づくりのため、稲作農家に向けて食味向上に関する栽培講習会の開催や技術情報の提供などを続けてまいります。
県産米が他県の米よりも消費者から選ばれることで、安定した取引が期待できるものと考えております。
引き続き、本県の稲作農家の経営安定に向け、県産米の需要拡大に取り組んでまいります。

 

 

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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