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掲載日:2020年3月31日
Q 木下博信 議員(自民)
まず、川の国埼玉はつらつプロジェクトとして、伝右川の水辺へのアプローチの改修を進めてくれていますので、県土整備部長よりその進捗状況をお聞かせください。
そして、令和2年度でそうした水辺の再生も終わります。しかし、何らかの形で水辺の整備は続けるべきです。その検討をしていくのであれば、護岸関係だけでなく、一部河川を覆っての緑地、交流空間創設を含めて検討する必要があると私は考えます。全てを覆ってしまうことは、水に対する意識を失わせてしまうため望ましくありませんが、一部を覆っての緑化、そして両岸の交流空間の確保、これは水への親しみ、水質浄化の意識を高めつつ、新たな河川を生かした地域活性化につながると考えますので、県土整備部としても同じような視点、考え方を持って検討してみていただきたいのですが、いかがでしょうか。併せて、お考えをお聞かせください。
A 中村一之 県土整備部長
草加市内の伝右川では、平成29年度から「川の国埼玉はつらつプロジェクト」を実施しており、県は、獨協大学がある右岸側に約200メートルの遊歩道と2カ所の船着き場を整備する計画です。
進捗状況でございますが、遊歩道は既に完成し、現在は3月末の完成を目指して、2カ所の船着き場の整備を進めております。
また、草加市の取組である伝右川周辺の回遊マップづくりや、獨協大学が実施するカヌー体験などについても、市、大学及び地域住民で構成される協議会で具体的な検討を進めてまいります。
次に、水辺の整備は継続し、整備に当たっては河川の一部を覆っての緑化、交流空間の創出を検討してはどうかとの御提案についてでございます。
県では、これまでの水辺再生事業においても川に張り出したデッキなどを整備し、川に親しめるスペースを生み出した事例があります。
このように治水上の支障がない範囲で、河川という公共空間を最大限活用することは、川の再生を進める上で重要な視点であると考えます。
このため、川の再生に対する御提案として受け止め、今後の川の再生を検討する上で参考とさせていただきます。
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