トップページ > 健康・福祉 > 児童福祉 > 支援・補助 > こどもの居場所等について > 【こどものこえアンケート結果】こども食堂などの「こどもの居場所」について
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掲載日:2025年4月9日
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回答者属性
属性 | 人数(人) | 比率(%) |
保護者(未就学児) | 179 | 19.2 |
小学校低学年 | 265 | 28.4 |
小学校高学年 | 293 | 31.4 |
中学生 | 126 | 13.5 |
高校生 | 70 | 7.5 |
合計 | 933 | 100 |
比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計の数値が100%になっていません。
設問中の括弧内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。
埼玉県では、こども食堂などのこどもの居場所づくりを、市町村や団体とともに進めており、少しずつ取組が広がっています。
こどもの意見を取り入れた、よりよいこどもの居場所づくりを進めるための参考とします。
こどもの居場所の認知度や利用率など、こどもたちにとって、いまの「こどもの居場所」がどのように見えているかを調査することができました。また、これからのこどもの居場所づくりには何が必要なのかを確認することができました。
アンケート結果は、市町村や団体に共有し、こどもが「ここに居たい」と感じることができる居場所づくりを進めていくための参考とします。ご協力ありがとうございました。
質問1
「こどもの居場所」の活動について、1つ以上知っていますか。(1つ選択してください。)
※「こどもの居場所」とは、家(いつも寝起きしている場所)でも学校(授業や部活、クラブ活動)でもなく、こどもが安心して過ごすことのできる居場所のことです。例えば、こども食堂・地域食堂、無料学習塾、プレーパークなどのことで、食べたり、勉強したり、遊んだりすることができます。地域の人がボランティアでつくっています。
→『知っている』が5割半ば超(57.8%)
【分析】
こどもの居場所を知っているか聞いたところ、「知っている」が5割半ば超という結果になった。
質問2
(質問1で「知っている」と答えた場合)
「こどもの居場所」を利用したことがありますか。
→「利用したことがない」が7割弱(69.4%)
【分析】
質問1でこどもの居場所を「知っている」と回答した層に、「利用したことがあるか」を聞いたところ、7割弱が「利用したことがない」と回答した。
質問1で、こどもの居場所を「知らなかった」と回答した層と合わせると、全体の8割強が「利用したことがない」ことが分かった。
質問3
(質問2で「利用したことがない」と答えた場合)」
「こどもの居場所」を利用していない理由はありますか。(すべてえらんでください。)
→上位から、「どこでやっているか知らない」が5割強(51.9%)、「近くにそのような場所がないため」が4割弱(39.6%)、「自分が行っていいか分からないため」が2割半ば超(27.3%)となった。
【分析】
こどもの居場所を知っているが利用していない理由については、「どこでやっているか知らないため(51.9%)」や「行っていいか分からない(27.3%)」など、必要な情報が十分に行き届いていないことが分かった。
また、「家や学校以外の「こどもの居場所」が必要であると思わない」と回答したこどもが2割弱(18.4%)という結果になった。
質問4
「こどもの居場所」に限らず、家や学校以外に「ここに居たい」と感じる居場所がありますか。(1つえらんでください)
→「ある」が6割強(61.2%)
【分析】
こども食堂・地域食堂、無料学習塾、プレーパークなどの「こどもの居場所」を含む、家や学校以外に「ここに居たい」と感じる居場所が「ある」と回答したのは6割強(61.2%)となった。
質問5
家や学校以外に、「ここに居たい」と感じる居場所づくりを進めるにあたって、どのようなことが必要だと思いますか。(3つ以内でえらんでください。)
→上位から、「いつでも行きたいときに行ける」が6割強(60.1%)、「お金がかからずに行ける」が6割弱(58.6%)、「一人でも行けるくらい近くにある」が5割半ば超(47.7%)となった。
【分析】
こども家庭庁が令和5年3月に実施した「こどもの居場所づくりに関する調査研究」において、こども・若者の居場所づくりにおいて大切にしたい視点として、「行きたい」「居たい」「やってみたい」と整理されている。
その視点に基づいてアンケートを実施した結果、「行きたいときにいつでも行ける(60.1%)」や「お金がかからず行ける(58.6%)、「一人でも行けるくらい近くにある(47.7%)」など、「行きたい」という視点に基づく回答が多く上がったことが分かった。
(参考)こども家庭庁「こどもの居場所づくりに関する調査研究」
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