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掲載日:2025年4月9日
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こども家庭庁は、こどもの居場所を「こども・若者が過ごす場所、時間、人との関係性全てが、こども・若者にとっての居場所になり得る。一義的には、こども・若者本人がそこを居場所と感じるかどうかによっている。」としています。
例えば、こども食堂、無料塾、プレイパークなどがあり、多種多様な居場所が存在しています。
地域の人たちが主体となり運営する、こどもが安心して利用することができる無料または低額の食堂。貧困世帯のこどもたちを対象とする「ケア型」のイメージが先行していますが、県の調査では、こども食堂の約8割以上は誰でも利用できる「コミュニティ型」となっています。また、現役のビジネスパーソンを招いてキャリア教育をしたり、調理実習や食育をしたり、学習支援も同時に行ったりと、食の提供にとどまらない学びや体験の機会を提供しているところも増えています。
経済的な理由などで有料の塾に通えないこどもたちのために、無料または低額で学習支援を行う活動。民間主体の取り組みとして、○○寺子屋などの地域の人たちによる学習支援が広がりはじめています。単に勉強を教えるだけでなく、信頼できる大人や仲間との出会い、夢や目標を見つけることで、こどもたちの生きる力を育む場ともなっています。
地域住民や行政などが協働しながら、禁止事項を減らし、こどもたち自身が想像力で工夫して、遊びを作り出す、こどもたちがのびのび遊べる場所です。
遊び場の環境づくりや場のコーディネートをするプレーリーダーが、遊びの種類に応じ注意を払ったり、こどもの関心を引き出したり、声掛けをすることにより、お互いに信頼関係を結ぶことができ、よき相談相手にもなっていきます。
こどもの居場所の魅力などをまとめた動画「教えて!?子供の居場所」を作成し、YouTubeで公開しています。
以下のURLからご覧ください。
https://youtu.be/CAfrPzdAQfM(別ウィンドウで開きます)
テキスト版:教えて?子供の居場所(PDF:227KB)
ひとり親家庭など、さまざまな理由で日々の食品の入手が困難な家庭に対して、無償で食品を配付する活動。配付する食品は、フードバンクや地元企業、農家から提供を受けるほか、ご家庭で余っている食品を広く集める「フードドライブ」などの活動を通じて確保します。栄養バランスのとれた食品を提供することで、こどもたちの育ちを支援します。また、親子でくつろげる空間を設けた「居場所型」や、相談・支援を行うパントリーもあります。
埼玉県では、地域全体でこどもを育てる社会の実現を図るため、こどもの居場所の増加に向けた取組を行っています。
社会貢献活動を行う団体・個人が集まる官民連携プラットフォームで、ポータルサイトやフェイスブックなどからさまざまな情報発信を行っています。
詳しくは、以下の「こども応援ネットワーク埼玉」のポータルサイトをご覧ください。
https://kodomoouen.pref.saitama.lg.jp(別ウィンドウで開きます)
フェイスブックは、以下からご覧ください。
https://www.facebook.com/kodomoouen.saitama(別ウィンドウで開きます)
こどもの居場所づくりに取り組むにあたり、活動のノウハウがないために開設に踏み切ることができない方に対して、こどもの居場所づくりの実践者や食品衛生・栄養・広報・福祉制度・法律・資金等に関する専門家を派遣し、開設や運営、地域とのネットワークづくりなどのノウハウを提供しています。
詳しい内容や派遣の依頼などについては、以下のページをご覧ください。
https://kodomoouen.pref.saitama.lg.jp/adviser(別ウィンドウで開きます)
こどもの居場所づくり推進のため、令和元年に埼玉県社会福祉協議会が設置した基金です。
こどもの居場所の立ち上げ及び活動継続の支援のために活用されています。
基金の活用や寄付方法などについては、以下の埼玉県社会福祉協議会のホームページをご覧ください。
https://www.fukushi-saitama.or.jp/site/contribution_77.html(別ウィンドウで開きます)
こどもの居場所で食品を提供されている方のため、「食品衛生講習会」の様子を公開しています。
詳しくは以下のページをご覧ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0616/ibasho/eisei2024.html
こどもの居場所について知って、体験できるイベント「こどもの居場所フェア埼玉」を、令和6年11月23日(土曜日)及び24日(日曜日)に大宮ソニックシティにて開催しました。
詳細は、以下の公式ホームページからご確認ください。
https://kodomo-ibasho.pref.saitama.lg.jp/(別ウィンドウで開きます)
近年、こどもの居場所団体間の相互扶助や、スケールメリットを生かした横のつながりを求めて、地域内の団体同士でネットワークを組織する動きが活発化しています。
ネットワークに行政や社会福祉協議会、企業などの支援者を巻き込むことで、ネットワークの運営基盤を安定化させたり、大口の寄付をネットワークで受け取って団体間でシェアしたりと、こどもの居場所の安定的な活動を地域で支えており、県も活動を応援しています。
詳細は、以下のページをご覧ください。
https://kodomoouen.pref.saitama.lg.jp/pantry/chiikinetwork(別ウィンドウで開きます)
令和7年2月、こどもの意見を取り入れたよりよい「こどもの居場所づくり」を進めるため、「さいたまけん★こどものこえ」を通じてアンケートを実施しました。
結果については、以下をご覧ください。
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