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掲載日:2026年7月6日

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MRガイド下 集束超音波治療(FUS)について

1 МRガイド下 集束超音波治療(FUS)とは

MRI(磁気共鳴画像診断装置)で正確な治療部位や温度を確認しながら、ふるえの原因となる脳の部位に超音波を一点に集束させて照射し、治療部位を熱凝固して治療します。従来の手術療法のように頭蓋骨に孔をあける(穿孔する)必要がないため、出血や感染症のリスクが少ないと考えられます。治療中は、患者さんと医師が対話をしながら、安全性と効果を確認します。

       

2 対象疾患(保険適用)

 ・本態性振戦のふるえ           ※令和元年度6月から医療保険適用

 ・パーキンソン病のふるえ    ※令和2年度9月から医療保険適用

3 治療に関するリスクと副作用について

 ・まれに筋力が弱まったり、指先が非常に敏感になることがあります。

 ・一時的に歩行が不安定になることがあります。

 ・治療後一時的にうまく力が入らないことがあります。

 ・再発することもあり、医師とよく相談して治療にあたってください。

4 治療できない場合

 ・МRIに長時間入っていられない場合

 ・治療中、医師の問いかけに応答できない場合

 ・各種検査の結果、治療できない場合もあります。

 ※МRガイド下 集束超音波治療は、本態性振戦やパーキンソン病による、手のふるえの症状軽減を目的とする治療法です。病気そのものを治す根治医療ではありません。

5 治療に必要な入院期間

 約5日間~10日間

6 治療の流れ

(1)治療の準備

 ・医師は治療前にCTとMRIの画像を合わせて治療する場所を決定します。

 ・治療の際に頭の位置がずれないように固定するためのフレームを装着します。

 ・治療テーブルの上に仰向けに横たわり、頭が動かないよう固定します。

 ・頭部フレームと治療用ヘルメットを装着します。

       

(2)治療開始

 ・気分が悪い、違和感がある、などを知らせるためのスイッチを手に待ちます。スイッチを押すことでいつでも超音波の照射を止めることができます。

 ・ターゲット確定のために精密な脳のМRI画像を撮影します。

       

(3)治療中

 ・治療は麻酔せず、覚醒したままで行います。

 ・医師は治療中、ふるえの症状や副作用の有無などの反応を確認します。

 ・最適な治療部位を決定したら、テストを繰り返しながら徐々に凝固の温度を上げていきます。

 ・治療部位の温度が十分に上がり、医師が最適と判断した時点で治療を終了します。

       

(4)治療終了後

 ・治療が終わったら病棟に戻ります。

 

【新設】ふるえ・不随意運動外来
 手がふるえる、あるいは体が自身の意思と関係なく勝手に動いてしまうなどの症状がある方への専門的な診察、治療を提供するため、令和8年5月から新たに「ふるえ・不随意運動外来」を開設しました。
お気軽にご相談ください。
診察日  毎週月曜午前9時~正午
担当医  渡邉  充(脳神経外科)

お問い合わせ

福祉部 総合リハビリテーションセンター   企画担当

郵便番号362-8567 埼玉県上尾市西貝塚148-1

ファックス:048-781-2218

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