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掲載日:2025年5月26日
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キウイフルーツかいよう病は、細菌病の一種で、枝、新梢、葉、花蕾に細菌が感染して発生するキウイフルーツの病気です。
複数の系統が存在し、なかでもPsa3系統は病原性が強く、緑色果実品種より黄色果実品種での被害が大きいと報告されています。
埼玉県においても令和7年4月に初確認されました。なお、これまでに本県を含めて17都県で発生が確認されています。
令和7年度病害虫発生予察特殊報「キウイフルーツかいよう病(Psa3系統)の発生について」
感染樹には葉に病斑がみられたり、樹液の漏出がみられるほか、新梢が枯死することがあります。
樹の傷口から出る菌泥が感染源となります。樹体の接触、ハサミなどの器具、感染樹の接木、感染苗の導入、感染花粉の使用等で伝染すると推定されています。
本県では、本病の発生状況を確認するため、疑義情報があった場合は春に生産園地における調査を実施しています。
発生を確認した場合は、当課または病害虫防除所、もしくはお近くの農林振興センターまで連絡をお願いします。
【連絡先】
農産物安全課 048-830-4053
病害虫防除所 048-539-0661
【参考資料】
キウイフルーツかいよう病緊急対策(PDF:2,122KB)、
キウイフルーツかいよう病緊急対策(病徴ガイド、果樹園管理ガイド)(PDF:1,283KB)
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