2長期的な水需給の見通し（3）農業用水

1)年間取水量の見通し 

年間取水量の見通し

年	取水量	特定水利使用等	湖沼・ため池・中小河川	地下水
令和2年 (2020年)	16.3億立方メートル	77%	16%	7%
令和7年 (2025年)	16.3億立方メートル	77%	16%	7%
令和12年 (2030年)	16.3億立方メートル	77%	16%	7%

 

農業用水の取水量は天候に大きく左右されますが、過去10年（平成18年から平成27年）の実績では大きな変動の傾向はみられないため、年間取水量は現状と同程度で推移すると見込み、令和12年(2030年)には過去10年間（平成18年から平成27年）の平均である16.3億立方メートルと予測しました。

この取水量は、平均的な降雨があることを見込んだものであり、水が必要な時期に降雨量が少ない場合は増加し、降雨量が多い場合には減少することとなります。
 

2)水源別見通し

農業用水の水源別内訳は、現状と同程度で推移すると見込み、令和12年度(2030年度)は特定水利使用等が12.6億立方メートル（77％）、湖沼・ため池・中小河川が2.5億立方メートル（16％）、地下水が1.2億立方メートル（7％）と予測しました。