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掲載日:2024年10月18日
企業名 | 田部井建設株式会社 |
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業種 | 建設業 |
業務内容 | 総合建設業 |
所在地 | 埼玉県熊谷市上根102 |
従業員数 | 71人(男性62人、女性9人) |
ホームページ | http://tabei.co.jp |
平成24年に埼玉県「多様な働き方実践企業」プラチナ認定を受け、更に働き方改革を推進するため、男性社員の育児休業取得を目標に掲げたが、なかなか対象者がなかった。令和元年に初めて育児休業を取得できる男性社員があったため、社長の指示で育児休業を取得するよう促した。
・令和2年連続1ヵ月
・令和3年連続10日
・令和4年連続5日
・令和6年連続8日 男性社員育児休業取得率100%
1.配偶者の出産予定日が分かった場合上司に報告し、出産予定日には工期が終了する現場となるよう現場代理人の配置を調整している。
2.出産後も遠方の現場に配置しないよう通勤時間を考慮し、自宅から現場までの距離が近い現場に配置している。
3.お子さんが小さいうちは現場までの通勤時間が2時間を超えるような宿泊を伴う現場に配置しないよう配慮している。
4.時間単位の有給休暇や半日単位の有給休暇制度を設け、保育園の行事や発熱時の病院への送り迎えの際に有給休暇を取得しやすくするよう配慮している。
5.令和6年から年間休日120日+有給休暇取得奨励日を10日設け、実質完全週休二日制となっている。
特に苦労はありません。現場は工期があるため工期が終われば次の工事の開始まで育児休業を取得できます。
会社としては1か月くらい休暇をとって構いませんが、皆遠慮して1週間程度の育児休業を取得しているので、対象者は全員1か月以上の休暇を取得してほしいです。
朝礼や年度の初めに社長方針により、働き方改革推進の方針が示され男性社員で配偶者が出産した社員は全員育児休業を取得するよう社長から指示をされている。部門長も対象者には育児休業取得を勧め現場の配置を調整している。
育休を取得した男性従業員からのメッセージ
1.奥さんの家庭での苦労が分かった。
2.育児休業を取得する前は仕事中心の生活だったが、家族と過ごす時間が大切だと感じた。
3.赤ちゃんが初めて笑ったり、新しいことをできるようになった成長が見られて家族との絆が深まり幸せを感じた。
4.夜泣きで夜中に起こされたり、ミルクやおむつ替えは大変だったが、仕事をしていてはできない経験ができた。
5.妻とのコミュニケーションが増え、育児休業中の役割分担を決め、育児の大変さを共有し感謝の気持ちが増した。
6.職場復帰後は仕事と育児の両立は難しいが、育児の経験は一生の宝になると思う。今後同僚や部下が育児休業を取得するときはサポートしてあげたい。
総務部 次長 川島 弘美 様
私が育児をしていた頃は男性が育児のために休暇を取ることなど考えられませんでしたが、育児は夜昼関係なく自分の時間も全く持てないほど肉体的にも精神的にも大変な苦労なので、配偶者が育児に関わることは家族の絆を深める大切なことだと思います。
子供に関われる期間は過ぎてしまえば本当に短いので男性も積極的に育児に関わってほしいと思います。
おむつを替えたり、夜中に起こされたり、泣き止まず何時間も抱っこしたり、子供からインフルエンザなどをうつされて高熱で一緒に寝込んだりとその時は大変だと思っても、もうその時間は返ってこないので今思えば懐かしい思い出です。
初めて笑ったり、初めて立ち上がったり、初めて言葉を発したり、一つ一つの成長の過程が感動なので、子供の成長を見届け、自分もこのように多くの人に支えられ成長できたと感謝できれば人にも優しくできるし親への感謝も深まると思います。一生のうちで一番幸せを感じられる時間を奥さんと過ごしてほしいと思います。
取組内容について詳しく知りたい方は、県多様な働き方推進課(048-830-3960)にお問い合わせください。