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掲載日:2024年7月12日
企業名 | 青木信用金庫 |
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業種 | 金融業・保険業 |
業務内容 | 金融業 |
所在地 | 川口市中青木2丁目13番21号 |
従業員数 | 535人(男性356人、女性179人) |
ホームページ | https://www.shinkin.co.jp/aoshin/ |
働き方改革の一環として、男女共に働きやすい職場環境づくりを目指し男性の育休取得に関する取り組みを始めました。また、女性のみではなく男性も育児をすることが当たり前である意識を金庫全体で醸成することもきっかけの一つです。
過去5年間で53名の職員が育児休業を取得しました。2021年度については男性職員の育休取得率は100%となっています。
しかしながら、平均すると3日間程の取得日数であり取得期間の長期化を進めることが今後の課題となっています。
配偶者の妊娠や出産がわかった時点で、取得者本人はもちろん、管理者にも育休取得について理解をするよう人事部より直接お話をしています。また、人事部で定期的に発行している「人事部通信」で実際に育休を取得した男性職員の記事などを掲載し、周知するようにしています。なお、2022年10月から「産後パパ育休」が創設され、当庫においてもより育休を取得しやすい環境整備を図るため、育休期間中の就業を可能としました。
取得者本人が、休業中に周囲の職員に負担がかかることを懸念して、積極的に育休を取得したがらない傾向があり理解をいただくのに時間がかかったケースがありました。
男性の育休取得については、「男性が育休を取得することにより配偶者の育児負担が軽減できる」「男性が積極的に育児をサポートすることにより夫婦間の信頼関係がより強くなる」「育休中の経験が仕事に活かせる」などのメリットがあると考えます。また、これからも、次世代育成や子育て世代が活躍できる環境を整えていきたいと考えています。
育休を取得した男性従業員からのメッセージ
・制度名は育休となっていますが、私個人としては、妻の産後の大変な時期をサポートする期間だと思っています。取得したことにより、少しでも力になれたのではないかと思います。日々の生活においても、妻を少しでもサポートすることが夫としての役割の一つではないかと強く感じることができ、非常に充実した5日間だったと思います。
・「出産は全治1ヶ月の交通事故と同じダメージ」と言われています。それだけでなく、産後はその身体で睡眠時間を削って授乳等の育児をしなければならないので自分のことは自分でできるようにした方が良いと思います。育児は「手伝う」ではなく「一緒にやる」ことが大事だと思います。
・子供の成長はとても早く、顔つきも日々変わっていくのでその時期に一緒に過ごすことができて良かったと思います。夜泣きの時、翌日仕事がないため付きっきりで見ることができました。
青木信用金庫 理事長 木滝 崇弘 様
青木信用金庫は2023年に創立75周年を迎えますが、これからもお客様・地域の方々はもちろんのこと、当庫の役職員、さらには役職員の家族においても幸せになれる金庫・職場づくりを目指してまいります。
取組内容について詳しく知りたい方は、県多様な働き方推進課(048-830-3960)にお問い合わせください。