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ページ番号:143057

掲載日:2019年8月10日

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放射無線による高周波ノイズの影響調査(機器開放)

依頼試験や技術相談などについて、SAITECによる支援の事例を紹介します。

1.相談内容 アマチュア無線周波数の電波により誤動作が考えられる製品について現象の再現確認と高周波ノイズの影響調査に関しての相談があった。
2.対応内容
  • (1)規格に基づく影響調査 IEC61000-4-3の試験方法に基づき、製品の誤作動確認を実施した。
  • (2)規格より厳しい環境での影響評価
    電波照射距離を近づける、送信電力を上げるなどして、規格より厳しい。
    環境での製品の誤作動確認を実施した。
  • (3)高周波発生器のON/OFFによる影響評価
    高周波発生器をON/OFFすることで、アマチュア無線機のコール切替えを擬似的に再現し、製品の誤作動確認を実施した。
3.結果
  • (1)により、規格に準拠した試験方法では誤作動しないことが確認できた。
  • (2)により、規格より厳しい強電界に曝すことで誤作動することが確認できた。
  • (3)により、(2)より弱い電界でもON/OFFにより誤作動することが確認できた。
4.依頼試験・開放機器 電磁波障害対策室電磁波試験測定装置
5.分類 電気・電子
放射無線周波電磁界イミュニティ試験装置

研究成果事例

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