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掲載日:2024年4月3日
Q 田村琢実 議員(自民)
「不適切にもほどがある!」というドラマが人気を博しています。80年代の当時の懐かしさとともに、多様性の尊重など現在との違いや、変わっていないものを探究する内容が人気にあるようです。ちなみに多様性とは、性別や人種など属性差別を認めず、知性などの特性の違いを尊重し合うものです。
昭和の教育は、学校に行くのが当たり前という強制教育時代、しかし、現在は多様な状況を認め、寄り添う教育が必要な時代であります。
このような中、私ども自由民主党議員団では、学びの多様化を推進すべく、学びの多様化学校の設置を求めてまいりました。これを受け、埼玉県教育委員会では、昨年度より戸田市教育委員会と連携して不登校生徒支援教室「いっぽ」を開設いただき、支援に関するモデル事業を展開しています。
そこで、以下、質問いたします。
「いっぽ」で得た成果を県内市町村への実践につなげていくとのことでしたが、2年を経過しようとしている現在、川口など一部財政規模の大きい自治体で設置の動きがありますが、県内の設置に向けた状況を伺います。
また、学びの多様化学校は、児童生徒の居住地近接に設置していることが望ましいところですが、市町村の財政状況等により設置が難しい状況がうかがえます。
そこで、県において、市町村教育委員会と連携しながら、せめて県内東西南北1か所ずつ整備すべきと考えますが、教育長の御所見をお伺いします。
さらに、低コストで開設が可能であるメタバース空間を活用したバーチャル不登校特例校を設置すべきと考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
まず、県内の設置に向けた状況についてでございます。
県では、令和4年度から不登校生徒支援教室「いっぽ」を開設し、図書館や博物館等と連携した体験活動や、一人ひとりに応じた学習支援などを実践してまいりました。
ここで得られたノウハウや成果は、学びの多様化学校の教育課程においても参考になることから、令和5年度には県とさいたま市を除く全市町村とで不登校対策に関する協議会を設置し、これらの共有を図っております。
また、学びの多様化学校に関する他県の先行事例や国の支援制度を紹介し、不登校対策について意見交換を行っています。
県内では、現時点で、川口市及びさいたま市が学びの多様化学校の設置に向け具体的に検討を進めると表明しております。
また、この他にも、複数の市町村から学びの多様化学校に関する相談や問い合わせをいただいている状況です。
次に、県において市町村教育委員会と連携して、県内東西南北1ヶ所ずつの整備をすることについてでございます。
議員お話しのとおり、学びの多様化学校は、児童・生徒の居住地近接に設置されていることが望ましく、まずは、各市町村において主体的に検討していただくことが必要と考えます。
そのため、県では、複数の市町村における共同設置や、公民館等の施設の活用といった、比較的低コストの分教室の設置を提案するなど、各市町村の実情を踏まえた支援に積極的に取り組んでまいります。
次に、メタバース空間を活用したバーチャル不登校特例校を設置することについてでございます。
メタバース空間の活用は、児童生徒にとって、自宅からアクセスが可能となるなど、多様な学び場の一つとして意義あるものと考えます。
現在、県内市町村の一部の教育支援センターにおいて、メタバース空間を活用して児童生徒の学習を支援する取組が開始されております。
県におきましても、メタバースを含め、オンラインを活用した不登校児童生徒への支援の実践研究について、令和6年度予算案として今定例会に提案させていただきました。
また、現行では、全てメタバースでの学びの多様化学校は認められていないことから、国に対し、制度について見直すよう働き掛けてまいります。
多様な状況を認め、寄り添う教育が必要な時代において、県として、学びの多様化学校の設置促進とともに、オンラインを活用した支援の充実について、積極的に対応してまいります。
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