令和5年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（山崎すなお議員）

地元問題-埼玉県屋内50メートル水泳場整備運営事業について-

Q   山崎すなお　議員（共産党）

既に入札が行われ、前田建設工業グループが落札しており、可動式50メートルプールと25メートルプール、飛び込みプールが整備されます。この場所には、これまで川口市立の北スポーツセンターがあり、25メートルプールが市民に開放されていました。個人として利用される方も、グループで定期的に利用する方もいました。そのグループから、県の新しいプール完成後、利用料金について、これまでの料金と変わらないよう御配慮いただきたいという要望が提出されています。
しかし、県が示している利用料金の上限は非常に高額です。例えば、北スポーツセンタープールの個人利用料金は、一般250円、中高生140円、児童80円でした。これが、一般520円、高校生以下320円となります。小学生は4倍です。グループ利用では、北スポーツセンターは2時間8,250円でしたが2万7,000円に、3.2倍となるのです。
50メートルプールは、国際競技を想定されていると思いますが、競技の行われない時期には県民利用を促進すべきです。上限はこのように高額に設定されていますが、実際の料金は、北スポーツセンターに準じたものとすべきと考えますが、県民生活部長、いかがでしょうか。

A　島田繁　県民生活部長

本施設は国内主要大会の開催やアスリートの競技力向上だけでなく、水に親しむ環境を様々な世代に提供し県民の健康増進を図るものです。
この事業については、PFI手法により、本年5月に入札公告を行い、11月に落札者を決定し、現在事業契約の締結に向けて準備を進めているところでございます。
入札公告に際し事業者に示した利用料金の上限額は、他の自治体の同規模施設と比較して大きく乖離しないよう設定いたしました。
事業予定者が提案した利用料金は、約15年の運営・維持管理期間の採算を勘案したものであり、県としては尊重したいと考えております。
なお、事業予定者からは、無料開放日や障害者利用の無料化、水に親しむための各種教室の開催など、県民の皆様に親しんでいただく提案もいただいております。
本施設がアスリートのみならず、より多くの県民の皆様に利用していただける施設となるよう、供用開始に向けて丁寧に準備を進めてまいります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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