トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和5年9月定例会 > 令和5年9月定例会 一般質問・質疑質問・答弁全文 > 10月3日(火曜日) > 金子裕太(自民) > 令和5年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(金子裕太議員)
ここから本文です。
ページ番号:243781
掲載日:2023年10月20日
Q 金子裕太 議員(自民)
公立小・中学校に関しては各市町村でデータを持っていますが、高校になるとそのデータは中学までで途切れています。指導要領の写し等が現在も紙ベースで各進学先に渡されている状況かと思います。こういった学習データは、子供たちにとってどんなことを今まで学んできたかが残っている宝でもありますし、より良い教育の提供のためにも引き継いでいくべきだと考えます。
まだ全国的にここまでやっている例はないかと思いますが、教育でDXをうたっている埼玉県として、先駆けて各市町村とも協議をしながら行うべきと考えますが、お考えをお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
議員お話しのとおり、生徒一人一人の学習データを中学校から高校に引き継ぎ、それに応じた学習指導を行っていくことは、個別最適な学びを実現していくために重要であると考えます。
一方、現状では、県と接続するための市町村ごとのネットワーク環境やデータを管理するシステムが異なるなど、データの引き継ぎにはセキュリティ対策を含め大きな課題がございます。
これらの課題を解決するためには、県としても十分な検討や、市町村教育委員会の理解も必要と考えております。
現在、支援を必要とする生徒に関する中学校と高校のデータ連携の実施方策を検討する組織を教育局内に立ち上げておりますので、その中において、効果的な学習データの連携の方法も含め検討してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください