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掲載日:2022年10月19日
Q 阿左美健司 議員(自民)
現在、秩父地域では、皆野高校と秩父高校の統合案が示されております。9月の皆野町議会でも取り上げられていました。地域で1つの学校がなくなるということは、地元の地域住民にとっては、改めて過疎だということを実感させられる厳しい現実でもあります。
地元も知恵を絞り、良好な教育環境が維持できるよう取り組むことはもちろんですが、県教育委員会として、地域の教育環境の確保という観点から、皆野高校と秩父高校をはじめとする今後の県立高校の統合をどのように進めていくのか、教育長の考えをお聞きします。
A 高田直芳 教育長
少子化の進行に伴い公立中学校卒業予定者数が減少していく中、県立高校における魅力ある教育環境を確保するためには、適切な学校規模を維持することが必要であり、県立高校の再編整備は避けて通れないものと考えます。
そのため、県では、令和4年7月に、魅力ある県立高校づくり第2期実施方策(案)を公表したところでございます。
これは、生徒数の減少や、それに伴う教員配置数の制約から、これまで行ってきた教育活動を維持していくことが困難になることを踏まえ、子供たちのために、より良い教育環境を整備するという観点からまとめてきたものでございます。
県といたしましても、地域の教育環境を確保するという観点は大変重要なことと認識しており、県立高校の統合を検討する際には、各高校の現状を踏まえつつ地域バランスも十分に考慮いたしました。
また、県立高校の統合による新校の教育内容につきましても、各学校の関係者はもとより、地域関係者も含めた新校準備委員会を設置するなど、広く地元の方々の声を丁寧に伺いながら検討してまいります。
今後とも、地域のニーズに応え、子供たちの夢や希望を叶えることで、将来地域に貢献できる人材を育成できるよう魅力ある学校づくりを進めてまいります。
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