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掲載日:2022年7月12日
Q 逢澤圭一郎 議員(自民)
平成17年度から開業したつくばエクスプレスも、沿線のまちづくりにより、新型コロナウイルス感染症が発症する前の令和元年では、1日平均の輸送人員が39万5,400人に上りました。混雑時の乗車率は171%にとなり、こういった状況に鑑み、令和元年の5月には、車両の8両編成化の事業実施が決定いたしました。
当初の予定では、2030年代前半での完了を目途としておりましたが、ここに来て、先ほども部長おっしゃられていたように、新型コロナウイルス感染症の影響が出始め、令和2年には1日平均の輸送人員が27万7,900人、令和3年には30万5,800人と減少しているところであります。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症もオミクロン株に変異してから重症化も減少し、社会活動が再開した中で、本年4月の1日平均の輸送人員を見ると33万4,600人と徐々に増加しております。新型コロナウイルス感染症の収束が見える頃には更に増加していくと思われますので、8両編成化の早期実現は喫緊の課題と捉えております。本県として今後どのような対応をしていくのか、企画財政部長にお伺いいたします。
A 堀光敦史 企画財政部長
議員御指摘のとおり、県といたしましても、混雑緩和のための8両編成化を進めることは大変重要と考えており、つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道株式会社に対し働き掛けを行ってきたところです。
会社では、利用者の増加に対応し、乗車スペースの確保や運行の増発などの対策を講じ、抜本的な混雑緩和策として令和元年に8両編成化の実施を決定しております。
具体的には、2030年代前半のサービス開始を目指し、順次ホームの延伸工事や車両の調達などを行い、1編成当たりの輸送力を30%程度増加する計画です。
既に4駅で延伸工事を行い、今年度も2駅で工事を実施する予定です。
現在、会社ではコロナ禍を契機として進んだテレワークなど生活スタイルの変化を踏まえて、総合的な検討を行うこととしております。
県といたしましてもこうした動きをしっかり注視しながら、工事期間をできるだけ短縮するよう、適宜会社に働き掛けをしてまいりたいと考えております。
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