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ページ番号:205745

掲載日:2024年10月17日

令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(逢澤圭一郎議員)

県立学校の受水槽への非常用給水栓(蛇口)の設置について

Q   逢澤圭一郎 議員(自民)

県立学校のみならず、小中高等学校には受水槽が設置されております。
受水槽とは、水道本管から一定量の水道水を一時的にためる貯水槽で、マンションや学校などの高さのある建物で、上階へ給水するために必要な水圧が足りない場合や、短時間に大量の水を使用する施設に設置されており、主に地上や地下に設置され、災害時に水が確保できる重要な施設です。三郷市を例に挙げると、市内の指定避難所である学校と全てに受水槽が設置してあり、最小規模で10トン、最大規模では73トンの水が保有されており、1万人が35日間過ごせる水道水が確保されております。
しかしながら、この確保されている水を使用するには、蛇口が必要です。現在、本県の県立学校の受水槽に蛇口を設置している学校は、176校中70校であり、設置率約40%にとどまっております。また、防災拠点校については、37校中19校と半数しか設置されておりません。
災害時に命の綱となるのが水です。ただでさえ混乱しているさなかに、目の前にある飲料水が飲めないということがないよう、防災拠点校への設置はもとより、市町村の指定避難所である、又は避難所となり得る県立学校における受水槽に対して蛇口を設置することは、非常に有効であり、早急に対応すべきであると考えます。
今後の県立学校に対する受水槽への非常用給水栓(蛇口)設置について、教育長にお伺いいたします。

A 高田直芳 教育長

議員御指摘のとおり、災害時における飲料水の確保は大変重要であり、学校の受水槽にある水の活用は、特に災害発生直後においては、有効な取組であると考えております。
例えば、受水槽に20立方メートルの水があれば、500人の避難者がいたとしても、少なくとも災害発生から3日間は、必要な飲料水を十分に確保できます。
そこで、まずは災害時の拠点となる防災拠点校など必要性の高い県立高校から計画的に設置するよう検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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