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掲載日:2024年3月21日

令和3年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(田並尚明議員)

財政について - 令和3年度予算について

Q   田並尚明  議員(民主フォーラム)

令和3年度は、1.「安全・安心の強化」、2.「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と県経済の回復・成長」、3.「持続可能で豊かな未来への投資」の3つの柱を中心に、約2兆1,200億円という大型予算案となっております。
コロナ禍での政策対応と併せて、これまでの事業継続、そして今後の成長を見据えた予算案となっており、通常の予算編成以上に苦労されたことと思います。このような緊急時の予算編成においては、通常以上に知事が強いリーダーシップを発揮されることが求められると思いますが、令和3年度予算編成については、知事のリーダーとして強い思いの下、どのように編成されたのか、知事にお伺いいたします。

A   大野元裕  知事

令和3年度当初予算案は、そのキャッチフレーズを「新たな社会へ 青天を衝け」といたしました。
「青天を衝け」は、逆境を乗り越え、多くの困難にも負けず高い志を持ち、未来を切り開いた渋沢栄一翁が若い頃に詠んだ漢詩の一節であります。
令和3年度を、新型コロナウイルスという逆境を乗り越え、新しい社会を明るいものに力強く切り開いていく年にしたい、という私の強い思いをこの言葉をお借りして表現したものでございます。
残念ながら、新型コロナウイルス感染症が県内でも猛威を振るい、予断を許さない状況が未だに続いており、新型コロナウイルス感染症対策は最重要課題として、引き続き強い危機感と緊張感を持って対応しなくてはなりません。
そのため、医療提供体制の確保やワクチン接種体制の整備を始めとした新型コロナウイルス感染症対策に約1,000億円を計上いたしました。
併せて、近年激甚化している災害に備えるため、国と連動して県土の強靭化を図るとともに、多様化しつつある危機を想定した訓練シナリオの充実を進め、危機や災害に強い埼玉を構築してまいります。
さらに、令和3年度は、ウィズコロナばかりではなくポストコロナも見据え、行政や企業におけるデジタルトランスフォーメーションを推進していくことといたしました。
折りしも令和3年は、本県が誕生して150周年の記念すべき年になります。
渋沢翁を始め、本県の発展のために尽くされた先人にあやかり、知恵を絞り、努力を重ねて、明るい未来を切り開けるよう、県民の皆様とともに「日本一暮らしやすい埼玉県」の実現を目指してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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