トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和2年9月定例会 委員長報告 > 令和2年9月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」
ここから本文です。
ページ番号:184958
掲載日:2024年10月18日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「消防防災力の充実強化について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「消防団員数が減少傾向にある中、学生消防団員数は増加している。しかし、学生消防団員は卒業とともに退団することが多く、定着の面で苦労があると聞いているが、どのようなフォローアップをしているのか」との質問に対し、「消防団の活動をやってよかったと実感してもらうことが大事であると考えており、学生消防団員向けの研修会を開催し、そこから下級生たちに広めてもらう取組をしている。また、東武東上線沿線の大学で組織されている『埼玉東上地域大学教育プラットフォーム』の会議に参加し、消防団員勧誘の協力を依頼するなど、大学の理解をもらいながらPRしている」との答弁がありました。
次に、「県内を7ブロックに分けて消防の広域化の方針を示しているが、その必要性を感じていない自治体もあると聞いている。広域化の進め方をどのように考えているのか」との質問に対し、「消防の広域化は各自治体の判断がベースとなるが、各市町村にとっても、県全体の消防防災力の強化を図る上でも消防の広域化は進めていくべきものと考えている。実際に、広域化を実現した埼玉西部消防組合等においては、初動体制の強化などの具体的なメリットが出ている。こうした事例等を市町村に示し、しっかりと協議をして広域化を進めていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください