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掲載日:2023年7月10日

令和2年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(逢澤圭一郎議員)

コミュニティ・スクールの推進について - 高等学校の現状と課題及び今後の取組について

Q  逢澤圭一郎  議員(自民)

小中学校への取組を進める一方、高等学校の学校運営協議会について、取組はどのようになっているのでしょうか。さきにも述べましたように、国は公立校に対して努力目標を課しているわけですので、高等学校も含まれることかと思います。本年度は新たに2校に学校運営協議会が設置されたところですが、平成31年4月より県立大宮工業高等学校、小鹿野高等学校、本庄特別支援学校に学校運営協議会が設置されております。この3校についての現状と課題を教育長にお伺いいたします。
三郷市においても県立学校が4校ありますが、4校全てが災害時の指定避難場所となっております。地域との関わりは重要かと思いますが、正直なところ、余りないのが現実です。小中学校とは、考え方や形も少々違ってくるものと思いますが、中高の連携や地域とのつながりという観点では必要ではないかと感じております。今後の県立高等学校の学校運営協議会の設置に対してどのようにお考えか、併せて教育長の御所見をお伺いいたします。

A  高田直芳  教育長

平成31年4月に学校運営協議会を設置した県立学校3校では、地域の資源を生かして地域と一体となった取組を進めております。
例えば、小鹿野高校では、町の観光協会などと連携し、切り出した竹に穴を開け、中にろうそくなどを入れた「竹あかり」というアート作品を制作・展示する「竹あかりプロジェクト」と題した観光プロジェクトの企画運営にあたりました。
取組を通じて、学校と地域がそれぞれの目標や課題を共有し、協働による教育活動を行うことで、学校や地域の活性化などの成果をあげていると聞いております。
課題といたしましては、協議会の活動に積極的に参画していただける地域人材の確保をすることなどが挙げられております。
次に、今後の県立高等学校の学校運営協議会の設置に対してどのように考えているのかについてでございます。
高等学校及び特別支援学校は、小・中学校と比べて通学区域が広域であることなどから、学校を取り巻く地域の期待などもさまざまであると考えております。
一方で、議員御指摘のとおり、今後、県立学校が地域との連携を深めていくことは重要であると認識しており、コミュニティ・スクールは、小・中・高等学校と地域が一体となって相互に連携・協働し、社会総がかりでの教育の実現を図るための有効な手段であると考えております。
今後は、これまでの取組を踏まえ、県立学校を対象とした研修会を行い、導入時のポイントや成果などの情報提供を行うなどして、設置に向けて取り組んでまいります。
 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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