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ページ番号:164583
掲載日:2022年10月6日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「地震対策等における地域の備えについて」及び「被災地への支援体制について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「令和元年台風第15号により千葉県で長期停電が発生したことを踏まえ、自主防災組織における発電機等の資機材の拡充支援を行っていくのか。また、倒木の処理に自治体がすぐに対応できない場合に備え、自主防災組織にある程度の処理権限を持たせ、倒木を処理してもらうことは可能か」との質問に対し、「市町村を通じた自主防災組織資機材整備支援事業により発電機等の整備に対する補助を行っており、昨年度は24市町村68組織を支援した。また、倒木処理用のチェーンソー等も補助対象である。実際の倒木処理には訓練も必要なため、それぞれの自主防災組織が状況に応じて対応するものと認識しているが、県としても市町村と意見交換を行っていきたい」との答弁がありました。
次に、「自主防災組織ごとの活動や取組にはかなり差があると思うが、状況を把握しているか。取組の標準的なモデルを示してはどうか」との質問に対し、「全ての自主防災組織に毎年度アンケート調査を実施し、状況の把握に努めている。地域の置かれた状況が異なる中、一律のモデルは定めにくく、地域ごとに考えていただくことが基本であると認識している。県としては、運営や活動の参考となるマニュアルを示している。それぞれの地域で自主防災組織の活動が活性化されるよう、市町村をしっかり支援していく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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