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掲載日:2023年9月19日
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茶業研究所では200種以上のお茶を栽培しています。
主な品種とその特性は以下のとおりです。
<静岡県茶業試験場/昭和28年育成>
中生。日本茶を代表する品種で、全国の栽培面積は全栽培面積の8割弱を占めています(埼玉県では65%)。味はまろやかで、優雅な香りをもっています。
藪の北側に植えたお茶がおいしかったので、この名がつきました。
<埼玉県茶業研究所/昭和46年育成>
やや早生:埼玉県内では最も早く収穫されます。
寒さに強く、収量が多い。しかも栽培が簡単です。
全国で5番目に多い品種で、濃厚な色と味が特徴です。
<埼玉県茶業試験場/昭和61年育成>
中生。寒さに強く、収量が多い。ふくよかな香りとまろやかな味が特徴。
高級茶向きの上品なお茶です。
<埼玉県茶業試験場/平成4年育成>
やや晩生。寒さに強く、収量が多い。特有の香りと爽快な口当たりが特徴。
微発酵茶(緑茶とウーロン茶の中間)としても注目を集めています。
お茶の北限に近い埼玉で生まれた茗(めい:お茶の旧称)ということからこの名がつきました。
<埼玉県茶業試験場/平成9年育成>
中生。寒さに強く、あまり大きくなりすぎない品種。
柑橘系のさわやかな香りと温和なうまみが特徴。高級茶向きの上品なお茶です。
<埼玉県農総研茶業特産研究所/平成15年育成>
やや早生。病気に強く、加工が容易。爽快感のある飲みやすい味と香りが特徴です。
<埼玉県農総研茶業特産研究所/平成18年育成>
中生。生育・収量ともやぶきた並ですが、寒さや病気には強い品種です。
味がよく、特に軽く凋れさせて作ると味や香りに特徴が良く出ます。
<埼玉県農総研茶業特産研究所/平成27年育成>
極晩生。多収性で、ほのかに感じる桜葉のような香りが特徴です。
<埼玉県研究所/令和3年育成>
やや早生。収量が多い‘さやまかおり’と比べても多収であるため、やや早く摘採しても十分な収量が得られ、製茶品質が向上します。難防除害虫であるクワシロカイガワムシに抵抗性を持っています。
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